オーリーを始めたばかりで、なかなか上達しないことにフラストレーションを感じたり、他の人の目が気になってしまったりすることもあるでしょう。
年だからできないと諦めないでくださいね。できない時は本当につらくて面白くないかもしれませんが、オーリーができるようになると、スケートボードの面白さにどっぷりはまることでしょう。
初めまして。気になる情報発信局を運営している好太郎と申します。スケートボードを楽しむ57才のおじさんが、「おじさんでもスケートボードを楽しめるぞ!」というブログを書いています。
運動不足解消や体感を鍛えるにも最適なスケートボードを若者だけでなく、おじさんにも楽しんでいただけるように情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おじさんのオーリー挑戦
スケートボードに年齢制限はありません。子どもからおじさんまで、誰もが楽しめるスポーツです。特に「スケートボードおじさん」と呼ばれる層は、40代でも上達を目指し、スケートボードの魅力に挑戦しています。
彼らは、スケートボードを通じて新たな自分を発見し、日々の生活に活力をもたらしています。
そして、私自身もスケートボードにどっぷりはまったおじさんの仲間です。
スケートボード年齢はただの数字
スケートボードを始めるのに遅すぎるということはありません。実際、スケートボードは4~5歳から始めるのがおすすめされていますが、50代で始める人もいます。
気を付けることは、けがをしないことです。若い時と違って治りが遅いですからね。けがをしないためには。プロテクターをしっかりと身につけ、基本からコツコツと練習することです。
スケートボードは、年齢を超えて楽しめるスポーツであり、40歳や50歳から始めても、十分に楽しむことができます。
日本では、80歳のおじいさんがスケートボードを始める例もあり、年齢はただの数字に過ぎないことを証明しています。
挑戦する心が若さを作る
挑戦する心は、若さを保つ秘訣です。新しいことに挑戦することは、脳を若々しく保つ効果があります。また、ストレスの発散、孤独感の解消、適度な運動など、若々しい心を保つための方法がいくつか紹介されています。
特に、笑うことや新しいことに挑戦することは、心だけでなく見た目の若さにも影響を与えます。スケートボードに挑戦することは、ただ技術を習得するだけでなく、心の若さを保つための素晴らしいスポーツなのです。
そして、スケートボードに挑戦することは、年齢に関係なく、自分自身を成長させる機会を提供してくれます。スケートボードに挑戦するおじさんの姿は、多くの人にとって大きな刺激となり、新たな挑戦を始める勇気を与えてくれるでしょう。
スケートボードの基礎
スケートボードは、街中や公園などでで気軽に楽しめるスポーツの一つです。初心者から上級者まで、幅広い年齢層に愛されています。ここでは、スケートボードを始めたい方や、もっと上達したいおじさん方へ向けて、基礎から学べるポイントを紹介します。
スケートボード挑戦の第一歩
初めてスケートボードに乗る方は、基礎から始めることが大切です。正しいスタンスや重心の使い方を身につけることが、スケートボードを楽しむための第一歩となります。ここでは、初心者がスケートボードの基本をマスターするためのポイントを紹介します。
・スタンスの確認
スケートボードに乗る前に、自分が「レギュラースタンス」(左足前)か「グーフィースタンス」(右足前)かを確認しましょう。これは、スケートボードに乗る際の基本姿勢となります。
・基本動作の練習
スケートボードに乗って、まっすぐ進む、曲がる、止まるといった基本動作を練習しましょう。これらの動作は、スケートボードを安全に楽しむための基礎となります。
・安全な場所での練習
初心者は、平らで広い場所を選んで練習することが重要です。交通の少ない公園や、スケートパークの初心者エリアなどがおすすめです。
スケートボードを始める際は、焦らずに一つ一つの基本を丁寧に練習することが大切です。基礎がしっかりと身につけば、スケートボードの楽しみ方も広がります。安全に注意しながら、楽しいスケートライフを始めましょう!
オーリーができるまでの期間は?
スケートボードのトリックの基本のオーリーが実は1番難しいのかもしれません。実際にオーリーがきれいなスケーターでも、満足していないことが多いのです。
ただ、毎日練習していれば、ひと月あれば飛ぶだけならできるでしょう。人にもよりますが、普通に飛べるようになるには3カ月はしっかり練習しましょう。
そして、オーリーの上達には、体幹を高めること、オーリーの仕組みを理解すること、あなたに合った練習メニューを作ることです。これらのポイントを取り入れることで、スキルを向上させ、成長を加速させることができます。
スケートボードは、基本からコツコツと練習することで、誰でも上達することができるスポーツです。初心者の方は焦らずに、まずは基礎をしっかりと学び、楽しみながらスキルアップを目指しましょう。
そして、1番大切なのは楽しむことです。
オーリー How to
スケートボードのトリックの中でも、オーリーは最も基本的でありながら、他の多くのトリックの基礎となります。オーリーをマスターすることで、スケートボードの楽しみ方が大きく広がります。ここでは、オーリーの基本的なハウトゥーと、オーリーに成功するために必要な体の使い方について詳しく解説します。
そして、上の動画は57才のおじさんのオーリ―です。
オーリー動作の流れ
・オーリーのスタンス
オーリーの成功は、正しいスタンスから始まります。後ろ足のつま先はテールの端の中央に、前足は前のビスの手前に置きます。両足の中心がデッキの中央ライン上にあるように意識しましょう。
テールを弾く後ろ足は母指球に重心を置くことがポイントになります。重心はデッキの真ん中に保ち、目線はノーズの先当たりを見るようにします。
・タメをつくる
膝を軽く曲げ、デッキを地面と水平に保つことで、オーリーのためのタメを作ります。この時、重心を安定させることが重要です。
・上半身先行で真上に飛び上がる
重心を崩さないように体全体で真上に伸び上がります。この動きがオーリーの基本となります。
・テールを弾く
伸び上がりながら、テールを真下に弾きます。パチンという音がすることが目安です。この動作がオーリーの大部分を決める重要なポイントです。
・前足を上半身に引きつける
テールを弾くと同時に、膝を前に出すように上半身に引きつけます。膝を前に出すことにより足首が自然に寝ます。この動作がすり足と呼ばれています。この引き上げにより、オーリーの高さが決まります。
・デッキを平行にする
空中で寝ている足首を膝から下だけを意識して前に出す動作と連動させて後ろ足も上げていくと、デッキが平行になります。この時、重心は安定させるために、頭の位置を動かさないことがポイントです。
・ピーク
オーリーの頂点、ピークに達したら、耐えることで滞空時間が長くなります。このピークが安定すれば、あなたのオーリーも上達している証拠です。
・着地に備える
ピークの後は、着地に備えて体の力を抜きます。この動作が、安定した着地につながります。
・四輪同時に着地する
四輪を同時に地面につけるように着地します。この時、膝や体全体を使って衝撃を吸収しましょう。スムーズな着地は、スタイリッシュなオーリーを演出します。
オーリ―のポイント
おじさんになると、体の動きが若い子に比べて若干遅くなります。(笑)だからこそ、思っているよりもオーリーの動作を早くすることがコツになります。ここでは、オーリーに苦しんだおじさんが、自分なりに考えたオーリーのポイントを解説していきます。
自分なりの解釈が入っていますので、参考程度としてご覧ください。
ポイント
- オーリーは、体の重心が板から抜けた時にテールを強く弾く、飛ぶときはお尻を持ち上げる事。
- テールを弾いて上がってくるノーズを前足で邪魔をしない事。その為には、前足先行で飛ぶ。
- テールヒットの時には、前足はノーズキックの付け根ぐらいにいるイメージが1番上手くいきます。
- 引き付けるときは足を持ち上げることも大切ですが、膝とお尻を持ち上げる意識を持つと上手くいきます。
- もの飛びの時には、どうしても前に飛ぼうとして重心が前に残ってしまうので、必ず重心は股の下にして真上に飛ぶ。
オーリーに必要な体の使い方
オーリーは、体の使い方が重要です。自分が上に飛ぶ意識を持たないと上手くいきません。
テールは思っている以上に強く弾く、イメージはポップさせる感じです。そして、前足先行で上半身を持ち上げながらテールを弾く、テールを弾いた後に、前足と連動させて後ろ足と下半身を引き付けるイメージです。
この動作を一瞬で行う事で、綺麗なオーリーが完成します。イメージは2ステップです。弾くが①。摺り上げ~ピークまでが②。音で表すとタン、パッみたいな感じです。
ただ、若い時と違い、思った以上に体が動かないことを実感してしまうのが私たちおじさんです。でも大丈夫です。
「オーリーは1日にして成らず」という言葉があるように、諦めなければ、おじさんでもまだまだ飛べます。そのためには、スケートボードに必要な筋肉、特にインナーマッスルを鍛える事です。
特におじさんは、滑りながら必要な筋肉がつくには相当な時間と練習が必要になります。だからこそ、トレーニングをコツコツ続けることで、オーリーの上達の速さ、そしてケガの防止にもつながっていきます。
おじさんのための体の準備
おじさんがスケートボードを楽しむためには、体の準備が必要になります。特に、スケートボードは股関節をよく使うスポーツですから、股関節のストレッチは、やっておいて損はありません。
特に、40代後半にもなると股関節周りが固くなっていきます。私も50代を過ぎた頃に、股関節が固くなり、それが原因で股関節痛から膝、腰にきて、一時期は痛くてびっこをひいて歩いていました。
そんな私でも、オーリーが飛べるようになったのも、毎日のストレッチと筋トレのおかげだと思っています。コツコツと毎日やることで、必ず結果がついてきますので、楽しんでやってみてくださいね。
ここでは、スケートボードに特化した股関節ストレッチとジャンプ力トレーニングの方法をご紹介します。
股関節回しでオーリ―の高さアップ
オーリ―は、股関節の動きが重要になってきます。オーリーが上手くいかない時の殆どは、股関節がスムーズに動いていないことが多いのです。頭でいくら理解していても、体がそれについていかなければ上手くいきません。
股関節の動きをよくすることで、オーリーの高さに直結していきます。
ジャンプ力トレーニングでオーリー改善
オーリーを高く、そしてスタイリッシュに決めるためには、ジャンプ力の強化が効果的です。ジャンプ力が上がる効果的なトレーニングを取り入れて、ジャンプ力をアップさせましょう。
・スクワットジャンプ
足を肩幅に開き、膝を曲げてスクワットの姿勢を取ります。そこから力強く跳び上がり、着地時には膝を曲げて衝撃を吸収します。この動作を10回程度繰り返しましょう。
・ボックスジャンプ
膝の高さ程度のボックス前に立ち、膝を曲げてから力強くジャンプし、ボックスの上に着地します。着地後は、ゆっくりと元の位置に戻ります。これを10回程度行いましょう。
・つま先立ち
朝晩の歯磨きに時間を有効活用しましょう。歯を磨いている間は常につま先立ちをすることで、ふくらはぎの筋肉と体幹が鍛えられます。かかとを上げ下げするとさらに効果があります。
股関節ストレッチで柔軟性アップ
スケートボードでのパフォーマンス向上には、股関節の柔軟性が重要です。股関節が柔軟であればあるほど、トリックの幅が広がり、怪我のリスクも低減します。まずは、簡単なストレッチから始めましょう。
・膝抱えストレッチ
床に背中をつけて座り、片膝を胸に抱えます。このとき、反対側の足は伸ばしたままにしてください。10秒間キープした後、反対側も同様に行いましょう。
・蝶々ストレッチ
足の裏を合わせて座り、膝をゆっくりと床に近づけていきます。このポーズで30秒ほどキープし、股関節の開きを感じましょう。
ストレッチを日常的に行うことで、股関節の可動域が増えて、スケートボード時の動きがスムーズになります。
家でもできるスケートボード練習
スケートボードの練習は、スケートパークや屋外だけでなく、家の中でも行うことができます。家での練習には、バランスボードを使う方法があります。バランスボードは、バランス感覚を養うのに効果的です。
バランスボードは購入すると意外に高いので、私は厚みがある塩ビのパイプと古いデッキで自作しました。最初は、トラックをつけるビス穴を利用して角材を取り付けておきましょう。角材がストッパーになりますので、転倒防止になります。
また、デッキだけを使った練習もおすすめです。デッキの上でのスタンスの練習や、トリックの動作をイメージしながらの練習は、実際にスケートボードをする際の感覚を養うのに役立ちます。家での練習では、床を傷つけないように注意しましょう。
スケートボードの上達には、地道な練習が必要です。しかし、効果的な練習法を取り入れることで、より効率的に、そして楽しみながらスキルアップを目指すことができます。基本から応用まで、一歩一歩確実に技術を磨いていきましょう。
まとめ
スケートボードは年齢に関係なく楽しめ、特に「スケートボードおじさん」は、挑戦を通じて新たな自分を発見し、生活に活力をもたらすことができます。
オーリーが難しいと感じるかもしれませんが、基本姿勢や正しい動作をマスターし、毎日の練習と体の準備を怠らなければ、誰でも上達することが可能です。スケートボードの魅力は無限大で、楽しんで滑ることが上達の近道になるでしょう。