フラットでオーリができるようになったら、いろんなセクションを攻めてみたくなるのがスケーターです。
ギャップやステア等、オーリに自信が持てるとスケートボードの幅が広がります。その中でも、飛び出しバンクで飛んでみたいと思うスケーターは多いのではないでしょうか。
パークにあるバンクtoバンクにチャレンジしてみたいけど、飛べるか自信がない、そんな時に役立つのが飛び出しバンクです。
初めまして。気になる情報発信局を運営している好太郎と申します。若い時と違って体力は落ちたけどお金に少し余裕ができたおじさんがスケートボードのパーツや自作のセクションを色々試してみて、自分なりの感想を述べてみるコーナーです。
今回は、自分で簡単に作れる飛び出しバンクの作り方を解説していきたいと思います。
興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
スケボーバンク自作のメリット
「いつものスポットに、飛び出しバンクが欲しいな!」そんな風に考えるスケーターは多いいと思います。
パークが近くにあり、いつでも気軽に滑れるスケーターばかりではないと思います。
そんな時に、車で持ち運びができるバンクがあったら、今よりもスケートボードが楽しくなること間違いなしでしょう。
飛び出しバンクの自作のメリットは、設置できる環境があれば、いつでも練習ができる事。
また、高さや大きさも自分に合わせて作れるので、スポットのスペースや車に入る大きさに合わせることができます。
自作バンクの活用方法
自作バンクができたら、いろいろなトリックの練習ができます。基本的なオーリーやフリップトリック。バンクの前にコーンを置いて高さを上げる練習や、慣れてきたらバンクの逆からオーリ―をして斜面に着地する練習もできます。
高さが出せるようになってきたら、グラブトリックにもチャレンジしてみましょう。
パークにあるバンクtoバンクにいきなり責めるのは怖い!そんな方は、ぜひ自作バンクで練習してから、バンクtoバンクにチャンレンジしてみましょう。
早速飛び出しバンクを作ってみましょう。
自宅でスケートボードのトリックを楽しむための飛び出しバンクを自作する方法について解説します。今回は、長さ1500mm、高さ30cm、幅60cmのバンクを目指します。
必要な材料は、コンパネ2枚と、2x4材の8フィート(約2.4メートル)の長さがあるものを3本です。コンパネの厚みは12mmで、骨材の長さは、幅からコンパネの厚み×2=24mmを引いた長さになります。
ここでは、60cm幅の骨材の寸法と、コンパネ1800×900mmからの切り出し寸法を詳しく解説します。必要な材料や道具、そして作り方の手順を一から丁寧にご紹介します。
必要な材料と道具
飛び出しバンクを自作するには、まず必要な材料と道具を揃えることから始めましょう。以下のリストを参考にして、準備を進めてください。
- コンパネ:1,800x900mmのサイズで2枚。スケボーバンクの表面に使用します。滑走面は塗装済みのものを選ぶと、耐久性が向上し、見た目も美しく仕上がります。
- 2x4材:8フィート(約2.4メートル)の長さがあるものを3本。バンクのフレームを作るための主要な材料です。
- 鋼板:600x300mm、厚さ1.6mmのサイズで1枚。これは、バンクのは入り口部分に使われ、詰まることなく滑らかな飛び出しを実現します。
- 75mm内装ビス:バンクのフレームを固定するために使用します。しっかりとした組み立てが可能です。
- 35mm内装ビス:コンパネをフレームに固定する際に使用します。サイズが異なるビスを使い分けることで、材料を傷つけずにしっかりと固定できます。
- インパクトドライバー:骨材や滑走面をビス止めするときに使います。
- ジグソー・丸鋸:材料をカットするときにあると便利です。ない場合は、のこぎりでも可能です。
材料の切り出し
まず、コンパネを幅60cm、長さ1500mmで切り出します。このコンパネを対角線上に半分に切り出すと、横の板が2枚取れます。この板はバンクの側面に使用します。もう一枚のコンパネも同じサイズで切り出し、滑走面に使います。
骨材の寸法
幅60cmの場合、骨材2x4材の長さは、600mm - 24mm = 576mmになります。
576㎜にカットした2x4材を10本用意しましょう。
コンパネの切り出し寸法
1枚目:幅60cm、長さ1500mmで切り出し、さらに対角線上に半分にして側面の板2枚を作成。
2枚目:同じく幅60cm、長さ1500mmで切り出し、滑走面に使用。
カラーコンパネを使用する場合は、側面の片側が裏側になることがあるため、色なしのコンパネの使用をおすすめします。
寸法を出しておけば、ホームセンターでカットしてくれますので、後は組み立てるだけでバンクが完成します。
自作の飛び出しバンクを完成させることで、自宅や近所の公園など、好きな場所でスケートボードの練習が可能になります。手間はかかりますが、自分だけのバンクでスキルアップを目指す喜びは格別です。ぜひ、このガイドを参考にチャレンジしてみてください。
バンク組み立ての手順
バンク作りは、フレームの組み立てから始まり、滑走面の取り付け、段差をなくすために、鋼板を入口部分の仕上げに使います。ここでは、それぞれの工程を丁寧にご紹介していきますね。
バンクのサイズは、自分の車に積めるサイズや持ち運びに便利なサイズを作ってみてください。
コンパネをカット
最初に、コンパネ1枚をを600×1500に切り出したものを対角線上にカットします。この時、私はジグソーを使用していますが、丸鋸があるなら丸鋸でもOKです。
カットしたコンパネを側面に使う
コンパネを対角線上にカットすると、上の画像のように2枚になります。これがバンクの側面になります。
この2枚の側面に、カットした骨材で繋いでいきます。
バンクフレームの組み立て方
バンクのフレーム作りは、全体の強度と安定性を決定づける重要な工程です。まず、576mmにカットした2x4材を使用して2枚の側面をつないでいきます。フレームの各接合部は、しっかりと75mmの内装ビスでとめていきます。フレーム作りのポイントは、全体のバランスを考えながら、しっかりとした構造にすることです。
フレームの組み立て完成
フレームづくりのポイントは、路面と滑走面の接地面を増やすことと、フラットにすることです。少しでも接地面から骨材が出っ張ってしまうと、ガタついてしまうので十分に注意しましょう。
滑走面と鉄板を打ち付けてバンクの完成
滑走面は骨材に35mm内装ビスで打ちつけていきます。鉄板はコーキングでもビス止めでもどちらでも構いません。私はサラ切りドリルで鉄板に穴をあけてビス止めしました。
また、キャスターを取り付けると、スポットに運ぶときに重さを感じることなく移動することができます。
まとめ
飛び出しバンクは材料の寸法出しさえすれば、ホームセンターでカットしてくれます。後は組み立てるだけなのでインパクトドライバーがあれば、簡単に組み立てることができます。
もし、工具がない場合には、ホームセンターで工具を貸し出してくれるところもありますので聞いてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
バンク自作動画上げてます