スケートボードのトラック選びで迷っていませんか?「軽さとトリック性能を重視するか、旋回性能と安定感を優先するか」、そんな悩みを持つ方は多いはずです。特に、ベンチャーは、インディー、サンダーはに並ぶ3大トラックブランドの一つであり、軽くて丈夫しかも反応がクイックで初心者でも乗りやすいトラックです。
軽量かつ車高が低いのが特徴で、ハイタイプのモノでも他のブランドのロータイプほどの高さだから、フルプッシュのオーリーも安心してできます。ベンチャーの安定性にクイックさをプラスした感じですからトリック時に高さを出しやすいトラックです。
また、パークからストリートまで、幅広いプレースタイルにも対応しているため初心者にもおすすめのブランドです。
初めまして。気になる情報発信局を運営している好太郎と申します。若い時と違って体力は落ちたけどお金に少し余裕ができたおじさんがスケートボードのパーツを色々試してみて、自分なりの感想を述べてみるコーナーです。
上手い人は何を使っても上手に使いこなしてしまいますが、私みたいなおじさんが使っても大丈夫なのかは皆さんのお役に少しでも立てるのかなと思っています。
VENTURE TRUCKとは?
VENTURE TRUCK(ベンチャートラック)は、1980年代から続くサンフランシスコ発祥の老舗スケートボードトラックブランドです。
スケートボードのトラックとは、ボードの下に取り付けられる部分で、車輪を支える役割を果たしています。
VENTURE TRUCKは、その最も安定感のあるトラックとして、初心者からプロのスケーターまで幅広く支持されていることで知られています。
ブランド紹介
VENTURE TRUCKは、THUNDER、INDEPENDENTと並び、スケートボードトラックの御三家の一つとされています。三大ブランドの中で、VENTUREは特に車軸間距離(ホイールベース)が長く設計されており、これが高い安定性能を実現しています。テールヒット時の安定感や、トリックの際のコントロール性能の高さは、多くのスケーターから評価されています。
日本人では堀米、白井空良、池ケヤキ、カワサキボーイ、吉岡ケントがVENTURE TRUCKを使っています。
トラックの特徴
VENTURE TRUCKの特徴は、高い耐久性と優れた操作性にあります。スケートボードを操る際、トラックの性能は直接的にライディングの質に影響を与えるため、VENTURE TRUCKは多くのスケーターにとって信頼の置ける選択肢となっています。
また、彼らは「ALWAYS ON THE GRIND」というテーマのもと、世界中のカーブを削り続けていることでも知られています。
VENTURE TRUCKの種類と選び方
VENTURE TRUCKにはさまざまな種類があり、その選択はスケートボードのパフォーマンスに大きく影響します。主に、ストリートスケーティングやパークスケーティング、バートスケーティングなど、用途に合わせたモデルが展開されています。
それぞれのトラックは、乗り手のスタイルや好み、そしてスケートボードのサイズに合わせてデザインされており、幅広い選択肢から自分に最適なものを見つけ出すことができます。
例えば、ストリート向けのモデルは、より軽量で操作性が高いことが特徴です。一方で、バートやランプでの使用を想定したモデルは、耐久性と安定性に優れ、より重い設計になっています。
これらの違いを理解し、自分のスケートスタイルに最も合ったトラックを選ぶことが重要です。
VENTURE TRUCKの種類
VENTURE TRUCK モデル一覧
モデル名 | 特徴 |
---|---|
TEAM EDITIONS | スタンダードなモデルで、幅広いスケーターに対応する設計 |
V-LIGHTS | 軽量化を追求したモデルで、操作性に優れています |
V-HOLLOWS | 中空のキングピンとアクスルを使用し、さらに軽量化を実現 |
V-TITANIUMS | チタニウム素材を使用した最軽量モデルで、高い耐久性と軽さを兼ね備えています |
VENTURE TRUCKには、さまざまなモデルがあり、それぞれに特徴があるため、自分のスケートスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。例えば、TEAM EDITIONS、V-LIGHTS、V-HOLLOWS、V-TITANIUMSなどがあり、軽量化や耐久性の向上など、異なるニーズに応える製品展開がされています。
サイズの選び方
デッキの幅 | トラックのサイズ |
---|---|
7.75インチ以下 | 5.0または5.2 |
7.75インチから8.25インチ | 5.2または5.5 |
8.25インチ以上 | 5.5または5.75 |
VENTURE TRUCKを選ぶ際にもっとも大切なのが、サイズの選び方です。サイズが自分のスケートボードやスタイルに合っていないと、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。サイズ選びの基本は、トラックの幅がデッキの幅に合っていることを確認することです。デッキの幅に対してトラックが狭すぎると、不安定になりやすく、幅広すぎるとコントロールが難しくなります。
一般的に、デッキの幅が7.5インチから8.0インチの場合、トラックの幅もそれに合わせて選ぶべきです。詳しいサイズの目安はメーカーのウェブサイトや製品説明に記載されていることが多いので、購入前によく確認しましょう。
高さの選び方
トラックの高さは、スケートボードの乗り心地やトリックに影響を与えます。VENTURE TRUCKには、Low、Highの2種類の高さがあります。
Low: 低いトラックは、フリップトリックなどの操作性に優れていますが、54mm以上のウィールを使用するとウィールバイト(ウィールがデッキに接触してしまう現象)のリスクがあります。
High: 高いトラックは、カービングやクルージングに適しており、大きなウィールを使用してもウィールバイトの心配が少なくなります。
トラックの高さも、スケートボードの乗り心地に大きく関わってきます。高さが低いトラックは、地面との距離が近くなるため、安定感が増し、オーリ―やフリップトリックなどの技を出しやすくなります。
しかし、あまりにも低すぎると、ウィールバイト(ウィールがデッキに接触してしまうこと)のリスクが高まります。
逆に高いトラックは、ウィールバイトのリスクを減らし、より大きなウィールを使用することが可能です。これは、スピードを出しやすくするとともに、不安定な地面でもスムーズに乗りこなすことを助けます。
ただし、トラックが高すぎると重心が上がるため、バランスを取りにくくなることがあります。
結局のところ、高さの選び方は、乗り手のスタイルや好み、そして使用するウィールのサイズによって変わってきます。自分のスケートスタイルに合ったトラックの高さを選ぶことで、最高のスケート体験を得ることができるでしょう。
3. 実際に使ってみた
VENTURE TRUCKは、スケートボードのパフォーマンスに大きく影響を与えるトラックです。実際に使ってみた感想を、乗り心地とパフォーマンス、重さと操作性、耐久性とメンテナンス、コストパフォーマンス、そしてスケーターの口コミという観点から詳しくお伝えしてきますね。
乗り心地とパフォーマンス
私が購入したのは、V-TITANIUMSです。現在使っているのが、INDEPENDENTのFORGED TITANIUMなので、チタニュウムつながりもあって購入してみました。
実際にVENTURE使ってみると、その乗り心地の良さにまず驚かされます。特に、安定感がありながらも、しっかりとした反応性を持っているため、フリップトリックなどの技も決めやすくなります。
キックフリップはふらつくとメイク率は下がりますが、フリップ練習を始めてインディでできなかったのにベンチャーでできたという面白い現象が起きました。
偶然かもしれませんが、板の上で安定しないおじさんにはベンチャーはおすすめです。(笑)
また、Highは、カービングが非常にスムーズで、少し大きなウィールを使ってもウィールバイトの心配が少ないのが特徴です
重さと操作性
モデル名 | サイズ | Lowの重さ | Highの重さ |
---|---|---|---|
TEAM EDITIONS | 5.2 | 367g | 370g |
V-LIGHTS | 5.2 | 344g | 345g |
V-HOLLOWS | 5.2 | 325g | 329g |
V-TITANIUMS | 5.2 | 308g |
VENTURE TRUCKは、軽量モデルも多く、その重さと操作性のバランスが取れている点が魅力です。特にV-LIGHTSやV-HOLLOWSなどのモデルは、軽量でありながら耐久性も兼ね備えており、スケートボードの機動性を高めてくれます。
軽いトラックは、特にトリックを多用するスケーターにとって、その操作性の良さが大きなアドバンテージとなります。
耐久性とメンテナンス
VENTURE TRUCKの耐久性は、多くのスケーターから高い評価を受けています。特に、V-TITANIUMSモデルは、チタニウム素材を使用しており、長期間の使用にも耐えうる強度を持っています。メンテナンスに関しても、定期的にネジの締め直しや、必要に応じてブッシングの交換を行うことで、長く快適に使用することができます。
コストパフォーマンス
VENTURE TRUCKは、その品質の高さにも関わらず、比較的リーズナブルな価格設定がされています。初心者からプロスケーターまで、幅広い層に支持されている理由の一つに、このコストパフォーマンスの良さがあります。長期間にわたって使用できる耐久性を考えると、非常に経済的な選択と言えるでしょう。
スケーターの口コミ
・VENTURE TRUCK 評価
スケーターたちからは、その使い心地や安定感に高い評価を受けています。特に、Venture Lowはスケボー初心者に最初に買われることが多く、使い心地や安定感もおすすめです。
・ベンチャートラックの特徴
オーリーが安定しやすい、丈夫で長持ち、ターン性能が硬め、ストリートスケーターに人気、新サイズや新モデル、カラートラックが豊富など、多くの特徴があります。
価格と購入方法
VENTURE TRUCKは、スケートボードのトラックとして高い人気を誇り、その全モデルにわたる価格帯や購入方法について、詳しく解説します。スケーターの皆さんが、自分に合ったモデルを見つけ、お得に購入できるような情報をお届けします。
価格帯の解説
商品名 | カラー | 価格 |
---|---|---|
TEAM EDITIONS SALT N PEPPER II 5.2 HI | 黒/白 | ¥9,460 税込 |
TEAM EDITIONS ALL POLISHED 5.2 HI | シルバー | ¥8,580 税込 |
V-LIGHTS OG GREEN 5.2 HI | シルバー/緑 | ¥10,340 税込 |
V-LIGHTS ALL POLISHED 5.2 HI | シルバー | ¥10,340 税込 |
V-HOLLOWS YUTO HORIGOME GREAT WAVE 5.2 HI | シルバー/青 | ¥11,660 税込 |
V-HOLLOWS ALL POLISHED 5.2 HI | シルバー | ¥11,660 税込 |
V-TITANIUMS ALL POLISHED 5.2 HI | シルバー | ¥15,620 税込 |
TEAM EDITIONS VENTURE x VIOLET 5.2 LO | 黒 | ¥9,460 税込 |
TEAM EDITIONS ALL POLISHED 5.2 LO | シルバー | ¥8,580 税込 |
V-LIGHTS ALL POLISHED 5.2 LO | シルバー | ¥10,340 税込 |
V-HOLLOWS ALL POLISHED 5.2 LO | シルバー | ¥11,660 税込 |
お得に購入するコツ
VENTURE TRUCKをお得に購入するコツとしては、セール期間やポイント還元キャンペーンを利用することが挙げられます。
例えば、楽天市場では、VENTURE TRUCKの製品を多数取り扱っており、価格比較やレビュー、ランキング情報を参考にしながら、ポイント還元や送料無料のアイテムを見つけることができます。
また、公式サイトや専門店での購入時には、クレジットカードの利用でポイントを貯めることも一つの方法です。
購入先の紹介
VENTURE TRUCKは、オンラインショップやスケートボード専門店で購入することができます。公式オンラインショップでは、最新モデルや限定アイテムも取り扱っており、安心して購入することができます。
また、楽天市場やAmazonなどの大手オンラインマーケットプレイスでも、欲しいモデルが販売されており、価格比較やレビューを参考にしながら購入することができます。
そして、スケートボード専門店では、店員さんから直接アドバイスを受けることもでき、自分に合ったモデルを見つけやすいです。
TEAM EDITIONS ALL POLISHED 5.2 LO シルバー
スタンダードなモデルで、幅広いスケーターに対応する設計です。バランスの取れた性能を持ち、初心者から上級者まで幅広く使えます。
重量: LOモデルは344g
TEAM EDITIONS ALL POLISHED 5.2 HI シルバー
スタンダードなモデルで、幅広いスケーターに対応する設計です。バランスの取れた性能を持ち、初心者から上級者まで幅広く使えます。
重量:HIモデルは367g。
V-LIGHTS ALL POLISHED 5.2 LO シルバー
軽量化を追求したモデルで、操作性に優れています。フォージドライトウェイトのベースプレートを採用しており、軽快な動きが可能です。
重量:LOモデルは344g
V-LIGHTS ALL POLISHED 5.2 HI シルバー
軽量化を追求したモデルで、操作性に優れています。フォージドライトウェイトのベースプレートを採用しており、軽快な動きが可能です。
重量:HIモデルは345g。
V-HOLLOWS ALL POLISHED 5.2 LO シルバー
中空のキングピンとアクスルを使用し、さらに軽量化を実現しています。軽量でありながら、耐久性も確保しています。
重量: LOモデルは325g
V-HOLLOWS ALL POLISHED 5.2 HI シルバー
中空のキングピンとアクスルを使用し、さらに軽量化を実現しています。軽量でありながら、耐久性も確保しています。
重量:HIモデルは329g。
V-TITANIUMS ALL POLISHED 5.2 HI シルバー
チタニウム素材を使用した最軽量モデルで、高い耐久性と軽さを兼ね備えています。最高のパフォーマンスを求めるスケーターにおすすめです。
重量: HIモデルは308g。
他のブランドとの比較
スケートボードのトラック選びは、ライディングスタイルや好みに大きく影響されます。ここでは、VENTURE TRUCKと三大ブランド(THUNDER、INDY)との比較をしてみましょう。それぞれのブランドが持つ特徴を理解することで、自分に合ったトラックを見つける手助けになるはずです。
VENTURE TRUCK・三大ブランドの比較
VENTURE TRUCKは、スケートボードトラックの中でも特に安定感があり、価格の面でもリーズナブルな選択肢として知られています。他の二大ブランド、THUNDERとINDYと比較してみると、それぞれに魅力的な特徴があります。
・THUNDER
THUNDERは、軽量でありながら耐久性に優れ、シャープな操作性を提供します。特にトリックを重視するスケーターに適しています。
・INDY (Independent)
INDYは、重量がありながらも旋回性能に優れており、安定感が求められるラフなライディングやボウル、ランプでの使用に適しています。
・VENTURE
VENTUREは、安定感と価格のバランスが取れており、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。耐久性も高く、長期間の使用に耐えることができます。
三大ブランドは、スケートボードトラック市場の90%以上を占めており、それぞれが独自の特徴を持っています。自分のスケートスタイルや好みに合わせて、最適なトラックを選ぶことが重要です。
VENTURE TRUCK選ぶべき理由
VENTURE TRUCKを選ぶべき理由はいくつかありますが、その中でも特に重要なポイントを紹介します。
・バランスの良さ
VENTUREは、耐久性、安定感、価格のバランスが非常に良く、多くのスケーターにとって最適な選択肢となります。
・初心者からプロまで
VENTUREは、初心者からプロのスケーターまで幅広く支持されており、どのレベルのスケーターにも適しています。特に、安定感があり操作性に優れているため、スキルアップを目指すスケーターにもおすすめです。
・豊富なラインナップ
VENTUREは、様々なサイズやタイプを提供しており、スケーターのニーズに合わせた選択が可能です。これにより、自分のスタイルや好みにぴったり合うトラックを見つけることができます。
まとめ
スケートボードのトラック選びは、スケーターにとって重要な決断です。この記事では、VENTUREトラックを例に、オーリー時の安定性を重視する際の選択肢を詳しく解説しました。
トラックの重さ、旋回能力、高さなど、選択にあたって考慮すべきポイントを明確にし、軽量で旋回能力の高いモデルをオーリーやキックフリップを容易にするために推奨しています。
また、初心者には軽量のV LIGHTS、V HOLLOW LIGHTSなどのモデルがおすすめします。スケートボードの楽しさを最大限に引き出すために、自分に合ったトラックを見つけてくださいね。