どうも!スケート歴10年、ブランク15年を経て“復活”したアラフィフスケーター、好太郎です。
若い頃は毎日のようにパークやストリートで滑ってたけど、今じゃ体力より関節の調子が気になるお年頃。それでもスケート愛は変わらないし、むしろギアにこだわる余裕が出てきて、道具選びがマジで楽しい。
今回は、最近SNSやショップ界隈で話題沸騰中のウィール2種、Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aをガチ比較!
どちらも“グリップ効くのにスライドも軽快”という、まるで相反する性能を持つ注目モデル。でも実際に乗り比べてみると、その性格はかなり違うんですよ。
ざっくり言うと……
- Dragon Formula 93Aは「クルージングもスライドも両方イケる」万能ウィール
- X‑Formula 97Aは「ガッツリ滑ってガツンとスライド」って感じ
- 硬さの違いがグリップとスピードに直結
- 路面の粗さでフィーリングが変わる
- スケートスタイルによって向き不向きがハッキリ出る
この記事では、それぞれの特徴や使い勝手を、“50代からのスケーター目線”でリアルに解説していきます。ギア選びに迷ってる復活組や、滑走感にこだわる上級者も、ぜひチェックしてみてください!
P-Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aの違いを比較
項目 | Dragon Formula 93A | X‑Formula 97A |
---|---|---|
デュロメーター(硬度) | 93A(ややソフト) | 97A(超ハード) |
グリップ力 | ◎食いつき強め | ○やや滑り寄り |
スライドのコントロール | ◎初心者向けに扱いやすい | ○慣れたらキレ重視 |
滑走速度 | ○スムーズに加速 | ◎スピード重視で軽快 |
耐久性 | △摩耗しやすい | ○摩耗に強い |
適する路面 | 粗いアスファルト◎ | ツルツル系◎ |
価格帯 | 中価格 | やや高め |
- 硬度の差がグリップ&スピードに直結
- Glide性能の質が“まろやか”か“シャープ”かで分かれる
- 滑りやすさはスタイル次第で好みがバチっと分かれる
硬度がもたらすライディング感の違い
Dragon Formula 93Aは、ややソフトな硬さで地面にぴったりフィットする感じ。路面の凹凸にも柔軟に対応してくれるから、ちょっと荒れたアスファルトでも「ガタガタ感」が少なくて安心。
クルージングしている時も、“ふわっ”とした乗り心地があって、足の疲れも軽減。パークでもグリップ感が心地よく、滑りが安定してるからトリックの着地にも安心感あり。
一方で、X‑Formula 97Aは明らかに“カチッ”としたライディング感。とにかく滑り出しが軽くて、ちょっとプッシュしただけでもグイッと加速してくれる。
ツルツルの路面やパーク内では「飛ぶような滑り」が楽しめて、スピード重視のスケーターにはたまらない乗り味。だけどそのぶん、荒れた路面では振動がダイレクトに足裏に伝わるから、長時間の滑りでは疲れやすいかも。
つまり、93Aは“しなやかで安心”、97Aは“キレとスピード重視”っていう、乗り味のキャラがハッキリ分かれてる印象だよ。
グリップとスライドのバランス感
Dragon Formula 93Aは、まさに“グリップも効くけど、ちゃんとスライドもできる”という絶妙なチューニング。ソフト寄りな93Aの硬さが、フリップ中やコーピング手前での安定感を生み出してくれて、スリップする不安が少ない。
しかも驚きなのが、「SPITFIREの99Aや101Aよりパワスラしやすい」という使用感。食いついてるようで、狙った瞬間には“スパッ”と抜けてくれる。このコントロール性は、復帰組スケーターにとってはかなり助かる。
一方、X‑Formula 97Aはというと、こっちはスライド特化型。軽く踏み込んだだけで“ツルッ”と気持ちよく流れてくれるから、パワースライドやスピン系、ショービットなどの“ズレ”を活かすトリックに最適。
ただし、グリップは若干落ちるぶん、スピードと反応に慣れてないと最初は“滑りすぎ!?”って感じるかもしれない。けど、それに慣れてくると「これは武器だ」ってなる。
まとめると、93Aは「グリップ寄りだけどスライドもOK」、97Aは「スライド命、でも最低限のグリップあり」。スケート歴が長い人ほどこの“さじ加減の違い”にハマると思うよ。
Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aの共通点
- 高性能ポリウレタン採用
- 滑走性が高くクセのない転がり
- ストリート&パーク両対応
- 人気ブランドの定番モデル
- ミディアムサイズ(約52~54mm)展開
高性能ポリウレタン採用
どちらのウィールも、最新テクノロジーを詰め込んだ高反発ウレタンを使用していて、反発力・耐久性ともにハイレベル。
Dragon Formulaは、ジョージ・パウエルが10年かけて開発したウレタン素材で、ANDY ANDERSONとのフィードバックのもと完成された新世代配合。X‑Formulaも同じく10年以上の研究の末、振動吸収とスライド性能のバランスを極めたマテリアル。
それぞれ異なる配合ながら、スライド中も“削れすぎず、止まりすぎず”という絶妙な食いつきがあって、ガジりすぎることがないのが本当に優秀。
滑走性が高くクセのない転がり
ウィールに求める一番大事な性能、それは“転がり”。
DragonもX‑Formulaも、スタートからの転がりが軽くてスムーズ。余計な引っかかりがないから、プッシュもトリック後のランディングも心地いい。
ハード過ぎないDragonと、反応鋭いX‑Formula、それぞれ個性はあっても「クセが少ない滑走感」は共通してるので、復帰勢や初心者でも扱いやすい。
ストリート&パーク両対応
Dragonは「パーク中心でもOK」、X‑Formulaは「ストリートでガン攻めOK」って感じだけど、実はどっちも両刀使い。
実際、ボウルやランプでの使用レビューも多く、どちらも路面に合わせて適応してくれる万能性あり。滑る場所にあまり縛られず、スタイル次第で柔軟に使える点は共通だね。
人気ブランドの定番モデル
Powell PeraltaもBONESも、スケート業界では「間違いない」って言われる老舗中の老舗。
Dragon FormulaもX‑Formulaも、ライダーやフィルマー、ショップ店員からも高評価を受けてる定番モデルで、スペアやサイズ違いも入手しやすい。信頼できるウィールってのは、こういうブランドから出てるよね。
ミディアムサイズ(約52~54mm)展開
どちらのモデルも、だいたい52〜54mmあたりのサイズ感で展開されてる。
このサイズはストリートとパークどちらにも対応しやすく、トリック重視の人からクルージングメインの人まで、幅広くフィットする絶妙サイズ。扱いやすさと安定感、どっちも大事にしたいスケーターにピッタリ。
Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aの機能や特徴
素材&ウィールコア設計
両モデルとも、超高反発なポリウレタン素材を採用していて、反発力と衝撃吸収力のバランスが絶妙。
Dragon Formulaは、ソフトな93A配合ながらパワースライドもできるハイブリッド仕様で、専属プロライダーのアンディ・アンダーソンが実戦テストを繰り返して完成させた自信作。
X‑Formulaは97Aとかなりハードながら、特別なマテリアルブレンドによって「滑るけど止まる」という高次元な性能を実現。振動を減らしつつ滑走性と反応性に優れるので、精密なコントロールが可能になる。
デュロメーターの活かし方
Dragon Formula 93Aは、硬すぎないソフト寄りの硬度で、アスファルトでもスムーズに進んでくれる。特に、クラックや小石などが多いストリートでもつまずきにくく、安定性が高いのが魅力。
X‑Formula 97Aは、硬さを活かして、ツルッとした路面で超軽快に走れる。回転の滑り出しが早いので、加速とスピードが欲しい中上級者にはピッタリの選択肢だ。
滑走速度と加速応答性
Dragon Formulaは加速がじんわり伸びていくような“まろやか系”。初心者や久々の復帰組でも扱いやすくて、街乗りにも最適。
逆にX‑Formulaは一踏みで“ビューン”と加速する感じ。キックアウトやトリックの着地からすぐ再加速できるので、攻めるスケーターにはたまらない感触。
耐久&摩耗性能
Dragon Formulaは、柔らかめなぶん摩耗は早め。特に長時間クルージングしてると、サイドの削れが目立ってくることも。ただし、その分「やわらかい恩恵」は感じられる。
X‑Formulaは、耐摩耗性がかなり高くて、スライドやグラインドを多用しても消耗が少ない。週3〜4回滑っても1ヶ月以上は余裕で持つし、削れ方も均一でパンクしにくい。
路面&環境への適応力
Dragon Formulaは粗めのアスファルトや街中の移動に強く、クルージング派や通勤スケーターに特に人気。
X‑Formulaは、屋内ランプやコンクリートパークで滑るような環境に最適。スピードが出やすく、スムーズにトリックへ移行できるから、滑りのテンポを重視する人にはおすすめ。
メリット、デメリット
ウィール選びは、単なる「硬いか柔らかいか」だけじゃ判断できません。実際の乗り心地、スライドのしやすさ、耐久性……。
そこで今回は、実際に使ってわかったDragon Formula 93AとX‑Formula 97Aのメリットとデメリットを、リアルに語っていきます。
メリット
まずは「これは良い!」と思えたポイントを、それぞれ紹介します。ギア選びの参考にどうぞ。
Dragon Formula 93A
- ソフト寄りの硬度で、地面にぴったり吸い付くような安定感がある。
- 粗めのアスファルトでもガタガタ感が少なく、足への負担が少ない。
- グリップとスライドのバランスが秀逸で、初心者〜復帰組に特におすすめ。
X‑Formula 97A
- 超高反発でスピードが出しやすく、トリックのつながりもスムーズ。
- 耐摩耗性が高く、長期間使えるのでコスパも◎。
- スライド性が抜群で、ショービットやドライブ、パワースライド系もビシッと決まる。
デメリット
メリットがある反面、少しクセを感じたポイントや注意点もありました。ここも正直に共有していきます。
Dragon Formula 93A
- やわらかいぶん、削れが早くてローテーション管理が必要。
- 超スムーズなコンクリ面だと若干“重さ”を感じることがある。
X‑Formula 97A
- 路面が荒れていると、硬さゆえに振動がダイレクトに伝わりやすい。
- 初心者や復帰組には“滑りすぎ”と感じる場面もあり、コントロールに慣れが必要。
Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aをおすすめする人しない人
「どっちのウィールが自分に合ってるんだろう?」って迷う人、多いと思う。
そんなあなたのために、Dragon Formula 93AとX‑Formula 97Aがどんなスケーターにハマるのかをリアル目線で整理してみたよ。
おすすめする人
まずは「これはドンピシャ!」って感じの相性バッチリな人たちを紹介するよ。
Dragon Formula 93Aが向いている人
- スケボーから15年ぶりに復帰!って感じの“おじさんスケーター”。
- 通勤や街乗りメインで、荒れた路面を安定して滑りたい人。
- パークもたまに行きたいけど、優しい足触りで安心して飛びたい人。
- クルージングしながらも、トリックにちょっと挑戦してみたい人。
X‑Formula 97Aが向いている人
- ストリートやパークで攻めたい、中上級者スケーター。
- スライドやパワスラ、スピン系をキリッとキメたい人。
- スピード命!サクッと滑ってビシッと止まる爽快感を求める人。
- 長持ち&ガシガシ使えるウィールが欲しい人。
おすすめしない人
- Dragon Formula 93Aは、つるっつるな滑走路で「もっと滑ってほしい」って感じる人には物足りないかも。
- X‑Formula 97Aは、初滑りやブランク明けだと滑りすぎて戸惑う可能性あり。いきなり使うとバチっと飛ばされるかも。
Q&A
Q1. 93Aと97A、初心者におすすめなのはどっち?
A1. 初心者やブランクから復帰した人には、断然Dragon Formula 93Aがおすすめ。柔らかめで安定感があり、滑走時の“食いつき感”が頼もしい。スピードも出すぎないから安心して乗れるよ。
Q2. 97Aはスライドしやすいって本当?
A2. 本当です。X‑Formula 97Aは硬めのウレタンで、少しの体重移動でもツルッと滑ってくれる。特にショービットやパワースライドなど、“流す系”トリックにはめっちゃ使いやすい。ただし慣れは必要。
Q3. 粗い路面で使うならどれ?
A3. Dragon Formula 93Aのほうが合ってるね。柔らかめだから、ひび割れや凸凹にも強くて、振動をかなり吸収してくれる。通勤路や荒れたアスファルトのクルージングにはかなり向いてる。
Q4. 耐久性を重視するなら?
A4. 頻繁に滑るなら、X‑Formula 97Aが断然おすすめ。硬いぶん削れにくくて、スライドやグラインドをガシガシやってもへこたれない。長持ちするからコスパ的にも優秀。
Q5. 両方買う価値ある?
A5. 正直アリです。通勤や街乗りメインのときは93A、攻めたい日は97Aって使い分けると、自分の滑りの幅がグッと広がる。ライディングスタイルに合わせて使い分けるのが一番楽しめるよ。
Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97Aの購入方法ガイド
どっちのウィールにするか決まったら、次は「どこで買うか」が超重要。正規品を安心してゲットするために、おすすめの購入ルートとチェックポイントをまとめて紹介していきます。
公式ストア・正規ディーラーから買う
まずは公式サイトや正規販売店での購入が王道ルート。偽物やコピー品を避けたいならここ一択。
保証や初期不良時の対応もバッチリなので、信頼を重視するなら間違いない。最新モデルや限定カラーもここなら入手しやすいよ。
国内なら〈STOMP〉や〈famプロ〉、オンラインならPOWELL PERALTAやBONES公式ストアもチェックしてみよう。
国内オンラインショップで購入
楽天やAmazonなどの通販でも手に入りやすく、ポイント還元やセールを活用すればお得に買えることも。
ただし、販売元のチェックは必須!ショップ評価やレビュー内容を確認して、信頼できるストアから買うようにしよう。
海外通販(US直送)を利用する
海外モデルや日本未発売カラーが欲しいなら、Skate WarehouseやTactics、Skate[Stuff]などの海外通販が狙い目。
ただし、関税・送料・為替レート・納期には要注意。購入前に総額をシミュレーションしておくと安心だよ。
中古・フリマアプリでお得にゲット
メルカリやヤフオクなどのフリマでは、ほぼ未使用品が格安で出品されてることも。
ただし、削れやコア割れのチェックは必須。出品者への質問も遠慮せずバンバン聞いてOK。プロテクターなどとセットでお得なケースもあるよ。
購入前に注意すべきポイント
- 偽物・模倣品の見分け方:ロゴの刻印、シリアル番号、パッケージの質感で見極める。
- 硬度違いに注意:海外表記やラインナップの確認は必須。間違って別スペックを買わないように!
- 送料・関税・納期:特に海外通販は到着まで2〜3週間かかることも。
- 保証と返品ポリシー:初期不良時に対応してくれるかは要チェック。
このポイントを押さえておけば、Dragon Formula 93AでもX‑Formula 97Aでも、安心してゲットできるよ。
自分のスタイルに合った最高のウィールで、もっと楽しく、もっと自由にスケートしよう!
Powell Peralta Dragon Formula 93AとBONES X‑Formula 97A 違いを比較まとめ
今回紹介したDragon Formula 93AとX‑Formula 97Aは、どちらも「グリップ&スライドのバランス型」という珍しいタイプ。
でも、乗ってみるとキャラはかなり違っていて、滑り方や路面環境によって感じ方も大きく変わってきます。
Dragon Formula 93Aは、とにかく「安定・安心・まろやか」。クルージングもトリックもほどよく楽しめる万能型で、復帰組や街乗りスケーターには超おすすめ。
X‑Formula 97Aは、「スピード・反応性・キレ重視」。ストリートやパークでガンガン攻めたいスケーターには最高の相棒。滑り出しの軽さとスライドのキレにハマる人、多いはず。
最終的には、「自分の滑りのスタイル」と「普段滑っている路面環境」で選ぶのがベスト。
どっちも間違いなく名作ウィール。気になったら、ぜひ自分の足で試してみてほしい。滑った瞬間のフィーリングが、きっと次のスケートライフをもっと面白くしてくれるよ!