【保存版】スケートボードのコンケーブとは？初心者が失敗しないおすすめの選び方

こんにちは、「気になる情報発信局」の好太郎です！

スケート歴10年、ブランク15年の“おじさんスケーター”が、今だからこそ楽しめるスケートライフを再スタートしました。

今回は、スケートボードを始めたい初心者さんや、昔やってたけど「また滑りたいな～」と思ってる人に向けて、デッキの形状＝コンケーブについて分かりやすく解説していきます。

「コンケーブ」って聞き慣れない言葉かもしれませんが、滑りやすさやトリックのしやすさに直結する、とても大切なポイントなんです。

ここでは、弱め（ローコンケーブ）、普通（ミディアムコンケーブ）、強め（ハイコンケーブ）という言い方で表現いたしますので、それぞれの違いがイメージしやすいように、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。

この記事では、初心者向けのおすすめ形状や、各ブランドの違い、実際に乗ってみた体験レビューなどをたっぷり紹介していきますので、最後までぜひチェックしてみてくださいね！

コンケーブってそもそも何？基本の形状をわかりやすく解説

スケートボードを選ぶとき、サイズやデザインだけじゃなく「コンケーブ」って言葉もよく出てきますよね。でも、初めての人にとっては「え、それ何？」って感じかもしれません。

そこで今回は、デッキの中でも実はかなり重要なポイントである「コンケーブ」について、基本から丁寧に説明していきます。

まずは、そもそもコンケーブがどんな役割を持っているのかを見ていきましょう。

スケートボードにおけるコンケーブの役割とは

スケボー初心者の方にとって「コンケーブ」って何？と思うかもしれませんね。簡単にいうと、デッキ（板）の横方向の“そり具合”のことをコンケーブと呼びます。

デッキを真横から見て、ちょっと凹んでる感じになっている部分ですね。

このコンケーブがあることで、足がデッキにしっかりフィットして、トリックをする時の安定感が増します。

逆にフラット（平ら）に近いと、足が自由に動かしやすくなるけど、安定感やトリックのコントロール性はちょっと落ちるかも。

つまり、コンケーブは「安定感」と「操作性」のバランスを決める重要なポイントなんです。滑りやトリックのやりやすさに直結するので、自分に合った形状を選ぶことが大切です。

弱め・普通・強めのコンケーブの違い

コンケーブには大きく分けて3つのタイプがあります。わかりやすく整理すると下のようなイメージです。

初心者の方や、しばらくブランクのある方には、最初は「普通（ミディアムコンケーブ）」がおすすめです。

なぜなら、足へのフィット感がちょうどよく、安定感と操作性のバランスが取れていて、練習もしやすいからです。

ノーズ・テールの反りとの違いと関係

コンケーブとよく混同されやすいのが「ノーズ（前）」「テール（後ろ）」の反り具合、つまり「キック」と呼ばれる部分です。これもトリックに大きく関わるポイント。

ノーズとテールは、オーリー（ジャンプ技）などで地面を叩く部分。この反り（キック）が強いほど、高く跳ねやすくなりますが、力も必要になります。

キックが弱めだと、小さい力でもトリックしやすい反面、高さは出にくいです。

コンケーブが強いデッキは、キックも強いことが多いですが、これはブランドやモデルによって変わります。コンケーブとキック、両方のバランスを見て選ぶと、より自分に合った一枚が見つかりやすいですよ。

コンケーブ形状がトリックにどう影響する？

トリックに挑戦するなら、コンケーブの違いはかなり重要です。強めのコンケーブは足を引っ掛けやすく、オーリーやフリップといったトリックがやりやすいです。ただし、長時間乗ると足が疲れやすいという面も。

逆に弱めのコンケーブは、デッキの表面がほぼ平らなので、足を自由に動かせて、スタンスの変更もしやすいです。でも、足が滑りやすくなってしまうこともあるので、慣れるまでは注意が必要。

スケーターのスタイル別、形状の向き不向き

スケーターのスタイルによって、相性のいいコンケーブ形状も変わってきます。以下にざっくりまとめてみました。

スケートボードは、最初に選ぶ形状で滑りやすさがかなり変わります。「どれが正解」というより、「自分のスタイルに合ってるか？」が大事。自分が「どんな滑りをしたいか」を考えて選んでみてください。

初心者が最初に選ぶなら？コンケーブの選び方入門

初心者に普通のコンケーブ（ミディアム）がオススメな理由

スケボーを始めたばかりの人や、しばらく離れていて「もう一回やってみようかな」と思ってる人には、ズバリ「普通（ミディアム）」のコンケーブが一番オススメです。

強すぎず、弱すぎず、ちょうどいいフィット感で、滑ってて安定するし、トリックにも挑戦しやすい。まさに“バランス型”のデッキなんです。

コンケーブが強すぎると、足がしっかりハマって動かしにくかったり、逆に弱すぎると足がズレやすくて不安定だったり。ミディアムなら、どっちの良さもバランスよく体感できます。

「最初の1枚」は悩みがちだけど、迷ったらミディアムコンケーブを選んでおけば大きな失敗はしませんよ。

コンケーブ形状と安定性・操作性の関係

コンケーブの形状って、見た目のカッコよさだけじゃなくて、実は乗ったときの“感覚”にかなり影響します。ざっくり言うと、

初心者のうちは、どんなスタイルが自分に合ってるのか分からないことも多いので、まずはクセが少ないミディアムを選んでおくと、色んな滑り方に対応しやすいです。

フラットに近い形状は実は扱いにくい？

一見すると、「平らなデッキのほうが足を乗せやすくて簡単そう」と思うかもしれません。

たしかに足の自由度はありますが、実際に滑ってみると、フラットすぎるデッキは足がズレやすくて、トリックのときに安定しないことが多いんです。

特にオーリーやフリップといった足の動きが大事なトリックでは、「足を引っかけるポイント」が少ないと、なかなかうまくいかないことも。

だから初心者の方は、見た目が平らなデッキよりも、ちょっとだけ反った（ミディアム）くらいが実は一番乗りやすかったりします。

スケート歴ブランクありの人が選ぶべき形状とは？

15年ぶりにスケートボードを再開した筆者の実体験として言えるのは、「ミディアムが一番しっくりくる」ってことです。

若いころの感覚だと、強めのコンケーブでトリックをガンガン決めてた記憶がありますが、久しぶりに滑ると足の疲れやすさや、スタンスの変更のしづらさが気になるように。

今は、ほどよい反り具合のミディアムにすることで、昔の感覚を思い出しやすいし、無理なく体に優しい滑りができてます。

だから「昔やってたけど、もう一回始めようかな？」って方には、ミディアム一択だと思います。

おじさんスケーターが再開時に失敗しないコツ

再開するときにありがちなのが、「若いころと同じノリで選んでしまう」こと。気持ちはわかります。でも、体はちゃんと年をとってるので（笑）、そこを考慮して道具を選ぶのが大事です。

例えば、昔好きだったハイコンケーブのデッキを使ってみたけど、足がすぐ疲れたり、スタンスが決めにくかったりで「アレ？なんか違うな…」って感じたことも。

そんなときは、あえて“初心者用”と言われるミディアムやローのデッキを選ぶことで、昔の感覚を取り戻しやすくなります。

最近のデッキは性能も上がってるので、昔の感覚とは違ってて当然。今の自分に合ったバランスで選ぶと、無理なく長く楽しめますよ。

人気ブランド別に見る！代表的なコンケーブタイプの違い

デッキを選ぶときに、ブランドごとの特徴を知っておくとすごく役に立ちます。コンケーブの深さやキックの角度って、ブランドによってけっこう違うんです。

ここでは、有名なスケートブランドをいくつか取り上げて、それぞれのデッキがどんなコンケーブ形状なのか、どんなスケーターに向いているのかを紹介していきます。

まずは、初心者にも人気のあのブランドから見ていきましょう。

GIRLのシンプルで扱いやすい設計

GIRL（ガール）は、初心者からベテランまで幅広く支持されている定番ブランドのひとつです。デッキの形は比較的スタンダードでクセがなく、扱いやすさに定評があります。

実は「GIRLのデッキ＝コンケーブ弱め」というイメージを持っている方も多いのですが、実際はキックもコンケーブもやや強めのモデルが多く存在します。ただ、反り方がなめらかなので“やりすぎ感”がなく、コントロール性が高いんです。

同じGIRLの中でもモデルによってキックやコンケーブの強さが違うので、ショップで直接触ったり、商品ページのスペックを確認したりして、自分に合うものを選ぶのがおすすめです。

POWELLの伝統的な形状と安定性

POWELL（パウエル）は、歴史ある老舗ブランドで、安定性重視のデッキ設計が特徴です。どちらかというとクラシックな形状で、コンケーブもミディアム〜弱めの設定が多め。

デッキの構造がしっかりしていて耐久性もあるので、「再開組」のスケーターにもファンが多いです。安定性がある分、トリックの反応が少しおだやかですが、オーリーなどの基礎をじっくり練習したい方にはぴったりな1枚です。

ALMOSTやPLAN Bなどトリック特化系ブランドの特徴

ALMOSTやPLAN Bといったブランドは、どちらかというとトリックを重視したスタイルに向いているブランドです。デッキの作りがシャープで、コンケーブはやや強め、キックも高めに設計されているモデルが多いです。

ALMOSTはカーボン素材やインパクトサポートなど、技術的な工夫が凝らされていることでも知られていて、軽量でトリック向き。一方のPLAN Bは、パークやストリート両方でバランスの取れた性能を発揮する、オールラウンド型のブランドです。

「攻めたい！」「スケボーで魅せたい！」という方には、このあたりのブランドが向いています。

DGKやBAKERなどストリート向けブランドの個性

DGKやBAKERは、完全にストリートライディング向けのブランド。デザインも個性的で、スタイルを大事にするスケーターから人気があります。

BAKERのデッキは、コンケーブは比較的緩めですが、キックは高めという特徴があります。これはつまり、足を動かしやすいけど、オーリーの角度はしっかり取れるという絶妙な設計。

DGKはモデルによって違いはありますが、どちらかといえばミディアム〜強めのコンケーブと、やや強めのキックが特徴。どちらもストリートトリックとの相性が良く、バンクやレールを攻めたいスケーターにおすすめです。

ブランド別におすすめのモデル比較表

ブランドによって乗り心地がガラッと変わるのも、スケートボードの面白いところ。迷ったときは、まず自分が「どう滑りたいか」を考えて、それに合うブランドを選んでみてください。

実際に試してみた！各コンケーブ形状の体感レビュー

ここまでは理論やブランドの傾向を紹介してきましたが、やっぱり気になるのは「実際に乗ってどうなの？」ってところですよね。

というわけで、実際に僕がそれぞれのコンケーブ形状を試してみたリアルな感想を、良いところも気になるところも包み隠さずお伝えします！

まずは、トリック派に人気の強めコンケーブからレビューしていきます。

強めのコンケーブでトリックは決まりやすいが…

まずは強め（ハイコンケーブ）のデッキ。これは正直、トリックに関してはめちゃくちゃやりやすいです。オーリー、キックフリップ、ショービットあたりは、足がしっかり引っかかるから回しやすいんですよね。

ただ、そのぶん足の自由度が少し下がる感覚があります。たとえば、ちょっとスタンスをずらしたいときとか、調整がシビアな感じ。滑ってて「足の置き直し」がしにくい場面もありました。

あと、個人的には長時間滑ってると足の裏が疲れやすいと感じました。フィット感が高いぶん、常に足が力を受けてるような感じで、体力が落ちてきたおじさんスケーターにはちょっとキツいことも（笑）。

でも、短時間でも技をガンガン練習したい人には最高の相棒。特に、トリックメインでやりたいって人には強めコンケーブは本当におすすめです。

普通のコンケーブがバランスの良さで◎

次はミディアム（普通）のコンケーブ。これは正直、一番バランスが取れていて使いやすい形状です。トリックもちゃんと決まるし、スタンスの自由度もある。初心者でも安心して使えるし、昔やってた人の再デビューにもぴったり。

実際に乗ってみると、「あ、これこれ」っていう安心感があって、体の動きにちゃんとついてきてくれる感じ。技の入りもスムーズだし、乗ってて疲れにくいんですよね。

特に僕みたいに久しぶりに滑る人にとっては、足の負担が少ないのが嬉しいポイント。感覚を思い出すまでの「リハビリ期間」にもちょうど良くて、変にクセがない分、どんな場所でも対応できる万能型です。

「とりあえず1枚目」とか「久々に滑りたい」って人は、このミディアムタイプを選んでおけばまず間違いなしです。

弱めのコンケーブはクルージング向き？

ローコンケーブ（弱め）のデッキにも乗ってみました。結論から言うと、「ゆる〜く滑るには最高」。コンケーブがほとんどないから、足の自由度が高くて、スイスイ気持ちよく流せます。

ただ、トリックになるとちょっと苦戦…。足がデッキにあまり引っかからないので、オーリーのタイミングがズレたり、フリップ系の技はメイクしづらかったです。

その代わり、街乗りやパークの中で「流すだけ」って滑り方ならめちゃくちゃ楽。足の置き方も自由だし、力を入れなくても自然に乗っていける感じです。女性スケーターやキッズにも向いてると思います。

ただし、スピード出して攻めたい人にはちょっと物足りないかもしれません。あくまで「ゆったり滑りたい」方向けの選択肢ですね。

形状でここまで違う！？体への負担と乗り心地

3種類のコンケーブに乗ってみて思ったのが、「形の違いだけで、体への負担ってけっこう変わる」ってこと。強めコンケーブは確かに操作性がいいけど、長く滑ると足が疲れやすい。弱めコンケーブは楽だけど、逆に足の固定が甘くて神経使う。

その点、やっぱりミディアムはバランス良し。滑ってて疲れすぎないし、技にもそこそこ対応できる。とくに40代で再スタートするには、足腰への負担も考えないといけないので、「扱いやすい」ってポイントはめっちゃ大事です。

スケボーって、見た目のかっこよさも大事だけど、実際に乗ってみると「乗りやすさ」ってめちゃくちゃ重要なんですよね。だからこそ、自分のスタイルや体に合う形状を見極めるのがポイントになります。

試してみてわかった「戻り組おじさん」の本音

最後に、ちょっと個人的な感想も。若い頃は細くて強めのコンケーブが流行りで、サイズも7.5インチが主流でした。でも今乗ってみると、「ミディアムがちょうどいいわ…」って心から感じてます。

無理せず、自分のペースで滑れるのが一番楽しい。トリックもできるけど、疲れすぎない。そんなバランスを求めるなら、ミディアムタイプはベストな選択肢。

そして何より、最近のデッキは昔より精度も高いし、バリエーションも豊富。昔より選ぶのが楽しくなってます。だからこそ、今の自分の体と相談しながら、無理せず「気持ちよく滑れる1枚」を選んでほしいですね。

「またスケボーやってみたいな」って思ってる人、ぜひ一歩踏み出してみてください。最初の一枚が、自分の新しい趣味のスタートになりますよ！

よくある質問＆みんなの口コミまとめ

ここまで読んで、「なるほど、コンケーブって奥が深いんだな」と感じてくれた方も多いと思います。

でも、実際にデッキを選ぼうとするとやっぱり迷うもの。そこで、よくある質問やネット上の口コミを参考に、みんなが気になっていることをまとめてみました。

まず最初に多いのが、やっぱりこの質問です。

「初心者はどのコンケーブがいいの？」への回答

まずダントツで多い質問がこれ。「初心者はどのコンケーブを選べばいいの？」ってやつです。

結論から言うと、普通（ミディアム）がベストです。これが一番バランスが良くて、どんな滑りにも対応しやすいからです。いきなり強めのコンケーブにすると足が疲れやすかったり、弱めすぎると逆に滑って不安定になったりします。

初めての1枚は、まず「クセがない」ことが大切。ミディアムタイプは足のフィット感もよく、初心者の失敗をカバーしてくれる万能型なので、自信を持っておすすめできます。

みんなの口コミで多かった不満＆満足点

ネットのレビューやSNSで多く見かけた声をざっくりまとめてみました。

この辺りを見ていると、やっぱり「バランス重視」で選ぶ人が多いことが分かります。見た目やブランドに惹かれて選ぶのもアリですが、実際のフィーリングが大事ですね。

SNSやレビューサイトで人気の形状は？

最近の傾向としては、ミディアム〜やや強めのコンケーブが人気のようです。特にGIRLやCHOCOLATEなど、ちょっと強めだけどクセのない形状のデッキは、再開組のスケーターにも支持されています。

Amazonや楽天のレビューでも「最初はミディアムにしてよかった」「GIRLは乗りやすい」といった声が多く、実際に購入した人の体感レビューとしても信頼できます。

ただし、同じブランドでもモデルによって違うので、可能であれば実店舗で手に取って見てみるのが安心です。

コンケーブ選びの失敗談あるある集

ありがちな失敗パターンもいくつか紹介します。

こうした失敗談から学べるのは、「選ぶ前にちゃんと情報を見ておこう」ってことです。口コミ、レビュー、ショップスタッフの話、自分の体力やスタイル、全部大事な判断材料になります。

今後のスケボー再開者に伝えたいアドバイス

最後に、僕と同じようにスケボーを“また始めようかな”と思っている方へ、リアルなアドバイスを。

まず、若い頃の感覚に頼りすぎないこと。体力や筋力は落ちてるし、関節の柔軟性も違うので、無理してガンガン滑るより、まずは「自分に優しい板選び」から始めてください。

コンケーブ選びもその一環。いきなりハイコンケーブよりも、最初はバランスの取れたミディアムにして、徐々に慣れていくのがおすすめです。

そして、“楽しむこと”を忘れずに。競技じゃなくて趣味だから、失敗してもOK、ゆっくりでもOK。「今日も滑れて楽しかった」って思えたら、それが最高の一日です。

まとめ：自分の滑り方に合ったコンケーブを選ぼう！

スケートボードの「コンケーブ形状」は、見た目以上に滑り心地やトリックのしやすさに大きな影響を与える大事なポイントです。

初心者の方や久しぶりにスケボーを再開する方には、やっぱりミディアムコンケーブが安心。クセがなく、バランスよく滑れるので、まずはこの形状から試してみるのがベストです。

もちろん、「もっとトリックを極めたい！」という方にはハイコンケーブ、「ゆったり流したい派」にはローコンケーブといったように、自分のスタイルに合わせた選び方も大事。

最近はブランドやモデルによって、細かい違いもあるので、実際にショップで手に取ったり、口コミやレビューを参考にするのもおすすめです。

自分の足にしっくりくる1枚を見つけて、楽しいスケートライフを始めましょう！「悩んでたけど買ってよかった！」って思える日がきっと来ますよ。