はじめまして。「気になる情報発信局」を運営している好太郎と申します。
若いころに夢中になっていたスケートボードを、なんと15年ぶりに再開して3年が経ちました。
55歳で再びデッキに乗る決心をして、現在58歳。体力は正直落ちましたが、その分「焦らず楽しむ」心の余裕ができたことで、スケボーの奥深さやおもしろさを再発見しています。
さて、これからスケートボードを始めようとしている方の中には、
- どのブランドを選べばいいのか分からない」
- かっこいいけど、使いやすいの?
- 初心者でも扱いやすいのはどれ?
といった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、今回は2025年最新版の初心者向けスケートボードデッキブランド10選をご紹介します。
私自身が実際に使ったものや、スケーター仲間たちの評価、ネットでのリアルな口コミなども踏まえて選びました。
これから始める人にも、スケートボードの世界をもっと楽しんでもらいたい。そんな想いを込めて、分かりやすく解説していきます。
初心者がスケートボードを選ぶ時に失敗しがちなポイント
こうした失敗は、スケートボードに初めて触れる人なら誰でも通る道かもしれません。私自身も再開当初は、昔の感覚のまま適当に選んでしまい、乗りにくさや違和感に戸惑ったものです。
でも安心してください。ポイントさえ押さえておけば、初心者でも自分にぴったりのスケートボードを選ぶことは難しくありません。
次は、初心者が失敗せずに自分に合った1台を見つけるための選び方について、わかりやすく解説していきます。
スタイルに合わないデッキを選んでしまう
スケートボードと一口に言っても、滑る場所ややりたいトリックによって向き・不向きがあります。
たとえば、「街乗りがメインだからクルーザーにしたい」「パークで滑りたいからストリート向けがいい」など、スタイルによって選ぶべき形状やパーツが変わってきます。
ところが初心者の多くは、見た目だけで選んでしまうことが多いです。もちろんデザインは大事ですが、使い方と合っていないと、最初の一歩でつまずいてしまう原因にもなります。
まずは「自分がどんな風にスケボーを楽しみたいのか?」を考えてから、それに合ったタイプのボードを選ぶことが大切です。
コンプリートデッキの良し悪しを見分けられない
初心者に人気なのが「コンプリートデッキ(完成品)」。デッキ・トラック・ウィール・ベアリングが全部セットになっているので、買ってすぐに滑れるのが魅力です。
しかし、価格が安いからといって品質がいいとは限りません。中にはトラックがすぐに壊れたり、ベアリングの周りが悪かったりと、粗悪のものもあります。
信頼できるブランドのコンプリートデッキであれば、パーツのバランスも良く、初心者がスムーズに上達しやすい設計になっています。
サイズ感を無視して購入してしまう
足のサイズ(cm) | デッキ幅(インチ)の目安 |
---|---|
30cm | 8.375 ~ 8.75インチ |
29cm | 8.25 ~ 8.75インチ |
28cm | 8.0 ~ 8.5インチ |
27cm | 8.0 ~ 8.5インチ |
26cm | 7.75 ~ 8.25インチ |
25cm | 7.625 ~ 8.0インチ |
24cm | 7.5 ~ 7.875インチ |
23cm | 7.5 ~ 7.75インチ |
22cm | 7.25 ~ 7.5インチ |
21cm | 7.25 ~ 7.5インチ |
20cm | 7.25インチ |
19cm | 7.25インチ |
18cm以下 | 6.875インチ |
スケボーのデッキ幅や長さは、体格や足のサイズに合っているかどうかがとても重要です。たとえば、足が小さいのに幅広デッキを選んでしまうと、バランスが取りづらくなります。
特に子どもや女性が「なんとなくかっこいいから」と男性用のフルサイズデッキを選ぶと、扱いづらくて挫折しがちです。自分の体に合ったサイズを知っておくことも、スケートボード選びでは大事なポイントになります。
ブランドの知名度だけで選んでしまう
有名ブランド=初心者に優しいとは限りません。もちろん人気ブランドには実績がありますが、中には中上級者向けの設計になっていて、最初から扱うのが難しいモデルも存在します。
知名度に惑わされず、自分のレベルや目的に合ったデッキを選ぶことが、上達への近道です。
安さ優先で品質を犠牲にする危険性
初心者がよくやってしまうのが、「とにかく安く揃えたい」という思いから、ノーブランドや格安のスケートボードを選んでしまうことです。
確かに安さは魅力ですが、ウィールがすぐにパンクしたり、ベアリングがまったく回らなかったり…滑っていても楽しくありません。
最低限のクオリティはやっぱり必要です。信頼できるブランドを選ぶことで、結果的に長く楽しく使えるので、コスパも良くなります。
失敗しない初心者向けスケートボードの選び方とは?
スケートボード選びのポイントをしっかり押さえておけば、初心者でも自分にぴったりの1台を選ぶことができます。
でも、「どのブランドを選べば安心なの?」「結局どれが初心者におすすめなの?」と、具体的な選択肢が欲しくなる方も多いはずです。
そこで次に、私が実際に使って良かったものや、スケーター仲間に評判の高い初心者向けおすすめスケートボードブランド10選をご紹介します。
それぞれのブランドの特徴や、どんな人に向いているのかもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ストリート向け vs クルーザー向けの違い
スケートボードには大きく分けて「ストリートタイプ」と「クルーザータイプ」の2種類があります。この違いを知らずに購入すると、「思っていたのと違う…」ということになりかねません。
ストリートタイプは、パークやスケートスポットでのオーリーなどのトリックを楽しむために設計されています。
デッキはほぼ左右対称のシェイプで、両端が反っている「キック」があり、テールを弾いてオーリーやフリップトリックをやりやすくする構造です。
一方で、クルーザータイプは街中を滑ることを目的としたモデルです。デッキはやや丸みを帯びていて、キックはあまりなく、ウィールが大きくて柔らかいので、段差や凸凹のある道でもスムーズに走れます。
通学や通勤、お出かけの移動手段としても人気です。
初心者がどちらを選べば良いかは、自分がどんな風にスケボーを楽しみたいかによります。「スケートパークで滑りたい」という人はストリートタイプ、「ただ気軽に滑りたい」「移動に使いたい」という人にはクルーザータイプがおすすめです。
まずは自分の目的をしっかり決めてから、それに合ったタイプのスケートボードを選ぶことが、後悔しない選び方の第一歩です。
デッキの幅・長さの目安
スケートボードのデッキ(板部分)は、幅や長さによって操作性や安定性が大きく変わります。初心者にとっては、このサイズ感を間違えると「なんか乗りにくい」「バランスがとりづらい」と感じてしまい、続けるのが苦痛になってしまうこともあります。
デッキの「幅」は、足を乗せるスペースの広さ。足のサイズが大きい人は8インチ以上の広めのデッキがおすすめ。
逆に足が小さめの人や子どもは7.5インチ前後が扱いやすくなります。
「長さ」はそこまで神経質になる必要はありませんが、体が小さい人にはショートデッキの方がコントロールしやすいです。逆に身長が高い人は、ある程度長さがあるほうが安定します。
初心者の方には、7.75〜8.0インチの幅がオールラウンドに使えておすすめ。
まずは平均的なサイズから始めて、自分の感覚で「もう少し広くてもいい」「もう少し軽いほうがいい」と感じてきたらサイズアップ・ダウンを検討すると良いでしょう。
スケボーは「自分に合ったサイズ」を選ぶだけで、乗り心地や上達スピードが格段に変わります。前述の早見表も参考に、自分にぴったりのデッキを選びましょう。
コンプリートデッキのメリットとは?
スケートボードを始めるときに「デッキやパーツをバラバラに買うのと、最初から完成しているものを買うのと、どっちがいいの?」という疑問をよく聞きます。
結論から言うと、初心者にはコンプリートデッキ(完成品)をおすすめします。
その理由はまず、「すぐに滑れるから」。トラック・ウィール・ベアリングなど必要なパーツがすべてセットになっており、組み立て済みで届くのですぐに乗ることができます。工具も不要で、初日から練習開始OK。
また、信頼できるブランドのコンプリートデッキは、各パーツのバランスがとても良いのが特徴。デッキとトラックの相性、ウィールの硬さやサイズなども考えられているので、違和感なく扱えます。
一方、安価なノーブランドのコンプリートデッキは、ウィールがすぐ削れたり、ベアリングが回りにくかったりするものもあるので注意が必要です。
「どんなパーツを選べばいいかわからない」「まずは滑ることから始めたい」という初心者には、ブランド製のコンプリートデッキから始めるのが、最も手軽で安心な選択と言えるでしょう。
ウィールの硬さ・大きさもチェックしよう
スケートボードのウィール(タイヤ)は、硬さと大きさによって、滑り心地が大きく変わります。意外と見落としがちなポイントですが、初心者こそ注目すべきです。
まず「硬さ」について。ウィールの硬さは一般的に「Aスケール」という単位で表され、数字が大きいほど硬くなります。
- 95A以下:柔らかめで静か、振動吸収性が高い → クルーザーや街乗り向き
- 99A前後:標準的な硬さ → ストリート・パークどちらもOK
- 101A以上:硬めで反発力があり、スピード感がある → トリック重視の上級者向け
次に「大きさ(直径)」は、通常52mm〜54mmが標準ですが、
- 50〜53mm:軽くて回転が速く、トリック向き
- 54〜58mm:安定感があり、街乗りやクルーザーにも向いている
初心者の方には「52〜54mm/99A程度」のウィールがおすすめです。パークでも街中でも使いやすく、トリックの練習にも適しています。
「ウィールなんてどれも同じでしょ?」と思いがちですが、これを知っておくと滑りやすさが全然違いますよ。
トラック・ベアリングなど他のパーツにも注目
スケートボードはデッキだけでなく、トラック(車軸部分)やベアリング(ウィールの中の回転部分)もとても大切なパーツです。
どちらもデッキの動きや滑りの快適さに直結するので、ぜひ知っておいてほしいポイントです。
トラックは、デッキの幅に合ったサイズを選ぶのが基本です。幅が合わないとバランスが悪くなり、カーブやターンの操作が難しくなります。
また、「軽さ」を重視する人はアルミ製の軽量モデル、「耐久性」を重視する人はスチール製を選ぶのがおすすめです。
ベアリングはウィールの回転性能を決める重要なパーツで、「ABEC」という規格で精度を表します。
数字が大きいほど精密ですが、スケートボード用はあくまで目安程度。初心者はABEC5〜7くらいのベアリングを選べばOKです。
最近では、耐久性が高くてメンテナンスが少ないセラミックベアリングも人気ですが、価格が高めなので最初はスチール製で十分。
デッキだけでなく、こうした“目立たないけれど重要なパーツ”にも注目して選ぶことで、スケートボードの快適さがグッと上がりますよ。
初心者におすすめのスケートボードブランド10選【特徴比較】
スケートボードにはさまざまなブランドがありますが、初心者にとって本当に大切なのは「乗りやすさ」と「続けやすさ」です。
いくら見た目がカッコよくても、自分のレベルに合っていなければ滑るのが難しく、挫折してしまう原因になります。
そこでここでは、私が実際に使って良かったものや、スケート仲間やショップスタッフに評判の高いブランドの中から、初心者でも安心して選べるスケートボードブランドを10個厳選しました。
それぞれのブランドにどんな特徴があるのかをわかりやすく紹介していきます。あなたにぴったりの1枚がきっと見つかるはずです。
1. CHOCOLATE(チョコレート)|ストリート入門に最適なバランスの良さ
CHOCOLATEは、スタイリッシュなデザインと扱いやすいデッキ設計で知られるロサンゼルス発のスケートボードブランド。
初心者にとって扱いやすい「軽さ」と「反発力」のバランスが絶妙で、特にオーリーやマニュアルなど基本技を習得したい人にぴったりです。
私自身がスケボーを再開したときに最初に使ったのがこのブランドでした。オーリーの感覚がつかみやすく、失敗してもボードの反応が素直なので、怖さを感じにくいのも嬉しいポイント。
グラフィックも個性的で、持っているだけでモチベーションが上がるデザインが多いです。
また、CHOCOLATEのコンプリートデッキは、トラックやウィールも初心者向けに調整されていて、クセがなくとても滑りやすいです。価格帯も比較的リーズナブルなので、これから本格的に始めたい人にも安心しておすすめできます。
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2. SANTA CRUZ(サンタクルーズ)|老舗ブランドの信頼感とデザイン性
1973年創業のSANTA CRUZは、スケートボード界のレジェンド的存在。特徴的な「スクリーミングハンド」ロゴを見たことがある人も多いかもしれません。
デッキは頑丈で反発力があり、耐久性重視で長く使いたい初心者におすすめです。
SANTA CRUZのデッキはコンケーブ(足を乗せる部分の湾曲)がしっかりしているので、足のフィット感が抜群です。初心者が苦労しがちなトリックの安定感がアップし、繰り返し練習してもヘタれにくい構造になっています。
さらに、ウィールやトラックもハイスペックなパーツがセットになったコンプリートモデルが多く、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。
見た目のインパクトだけでなく、実用性も兼ね備えているので、初めてのスケボーとして選んでも安心できる1台です。
3. GIRL(ガール)|安定性重視で女性やキッズにも人気
GIRLは、CHOCOLATEと同じグループの姉妹ブランド。ロゴマークはトイレのマークのようなシンプルな女性シルエットで、ユニークながら親しみやすい雰囲気があります。
軽くて操作しやすく、安定感もあるので、特に女性や中学生におすすめです。
GIRLのデッキは、比較的コンケーブが浅めでフラットな設計。初心者にありがちな「デッキの反りに足を取られてバランスを崩す」といったミスが起きにくく、乗っていて安心感があります。
トリックの練習にも最適で、ミスしてもあまり跳ね返されない点が初心者にはありがたいポイントです。
また、カラーやグラフィックも明るく、男女問わず選びやすいのもGOOD。GIRLのコンプリートデッキは信頼性の高いトラックやウィールが使われていて、購入してすぐにパークで滑れるほど完成度が高いです。
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4. DGK(ディージーケー)|個性派デザインと初心者向けの安定設計
DGK(Dirty Ghetto Kids)は、アメリカ発のストリート感満載なスケートボードブランドです。
グラフィティ風の派手なデザインや、ヒップホップカルチャーとリンクした個性的なグラフィックが特徴で、「とにかく見た目で差をつけたい!」という人に人気があります。
見た目だけでなく、初心者にやさしいフラット寄りのコンケーブや、安定性の高いデッキシェイプが魅力です。
足元のフィット感が強くなく、バランスがとりやすいので、オーリーや乗り降りなど基本操作の練習にも最適。ベアリングも比較的スムーズで、街中でもよく転がります。
DGKのコンプリートモデルは、比較的リーズナブルな価格設定ながら、見た目の満足度も高く、初めてスケボーを持つ若年層にも大人気。
練習中もテンションが上がるデザインなので、「楽しく続けたい初心者」にぴったりなブランドです。
5. ANTIHERO(アンチヒーロー)|癖がなく扱いやすいクラシックな操作性
ANTI HEROは、サンフランシスコのスケーターたちによって立ち上げられた、超王道のストリート系ブランド。
クラシックなイーグルロゴがトレードマークで、長年多くのプロライダーから愛されてきました。
初心者にとっての魅力は、なんといっても「クセのなさ」。デッキの反発、コンケーブの深さ、重さなど、どれも平均的で扱いやすく、最初の1枚としてとても安心できるバランス設計です。
トラックやウィールも安定性が高く、街乗りから簡単なトリック練習まで幅広く対応。
大人が趣味として始めるのにもぴったりで、「ブランドのバックグラウンドも知りながらスケートボードを楽しみたい」という人には特におすすめです。
シンプルだけど無骨なデザインもかっこよく、長く付き合っていける1台になることでしょう。
6. TOY MACHINE(トイマシーン)|遊び心満載のデザインと安心の滑り心地
TOY MACHINEは、その名の通り“おもちゃ工場”をイメージしたユニークなスケートボードブランドです。
モンスターのようなキャラクターグラフィックが印象的で、「見ているだけで楽しい」ボードが多数ラインナップされています。
TOY MACHINEのコンプリートは、柔らかめのウィールとフラットなデッキ設計が特徴で、初心者が街乗りや緩いスロープで滑るのに適しています。
トリックよりも、まずは「滑ってみる」ことを楽しみたい人にとっては最高の相棒になります。
また、デザインの豊富さから、小中学生の若年層にも大人気。「お気に入りのキャラが描かれているだけでやる気が出る!」という声もよく聞きます。
まずは楽しさからスケートを始めたい人にとって、TOY MACHINEは間違いのない選択です。
7. PLAN B(プランビー)|長く使えるプロ仕様の安心設計
PLAN Bは、プロスケーターが立ち上げた高品質なスケートボードブランドで、初心者だけでなく中級者以降もずっと使い続けられるスペックを誇ります。最初から良い物を持ちたい人には特におすすめ。
デッキのしなり具合、反発力、耐久性は一級品。トリックの練習を本格的にしたい初心者にとって、安定した着地やコントロールのしやすさはとても大きなメリットです。
トラックやベアリングも高性能なモデルがセットされていることが多く、長く使っても劣化しづらいため、コスパ面でも優秀。
価格は少し高めですが、「1台をじっくり育てたい」というスタンスの人にぴったりなブランドです。
8. BAKER(ベイカー)|反発力とバランス感に優れたオールラウンダー
BAKERは、ストリートスケートを語る上で外せない有名ブランド。スケート界のカリスマ的存在であるアンドリュー・レイノルズが創設したことでも知られています。
BAKERのデッキは、反発力が高く、それでいてクセが少ない絶妙なバランス設計が特徴。
オーリーの跳ね返りがしっかりあるので、初心者でもトリックの感覚が掴みやすく、「少しずつ飛べるようになる楽しさ」を感じられます。
また、重すぎず軽すぎないボードの重量も扱いやすく、操作性も抜群。ストリートを本格的にやってみたい初心者にとって、最初の1枚として非常におすすめです。
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GLOBEのウィールは非常に柔らかく、路面の凸凹や段差でもスムーズに走行可能。街中や公園での滑走が中心になる人にとっては、これほど快適なボードは他にありません。
また、デッキ自体のデザインや形状もおしゃれでコンパクト。リュックに入れて持ち運びもできるサイズ感が魅力です。とにかく「楽しく滑りたい」「移動手段として使いたい」という人にイチオシのブランドです。
10. PRIMITIVE(プリミティブ)|プロクオリティを手軽に体感できる一台
PRIMITIVEは、元プロスケーターのポール・ロドリゲスが立ち上げたブランドで、「初心者でもプロ感覚を味わえる設計」が魅力です。しっかりとした反発力、耐久性のある素材、洗練されたデザインが融合した1台です。
PRIMITIVEのデッキはしなりがよく、足にフィットする感覚が非常に優れているため、初めてのオーリー練習でも感触をつかみやすいと評判。コンプリートモデルには高性能トラックとウィールがセットされており、スムーズな滑走が可能です。
「最初から本格的なスケボーを楽しみたい」「トリックにもどんどん挑戦したい」という意欲のある初心者に、まさにうってつけのブランドです。
【比較表付き】初心者向けスケートボードデッキを一発チェック!
スケートボードブランドの特徴を見てきたけれど、「結局どれが自分に合ってるの?」と迷ってしまう人も多いはずです。
そこで、各ブランドの特徴やデッキサイズ、価格帯などをひと目で比較できる早見表とともに、初心者がチェックすべきポイントを整理しました。
これからスケートボードを始める人にとって、情報が一度にまとまっていることは安心材料になります。「失敗しない選び方のまとめ」として、ぜひ参考にしてください。
ブランド別比較表(デッキサイズ・価格・特徴まとめ)
以下は、今回紹介した10ブランドの代表的なコンプリートデッキについて、「デッキ幅」「参考価格」「スタイル」「おすすめポイント」をまとめた比較表です
ブランド名 | デッキ幅目安 | 参考価格(税込) | スタイル | 特徴・おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
CHOCOLATE | 7.75〜8.0 | ¥15,000前後 | ストリート | バランス良好。初トリックにも対応しやすい |
SANTA CRUZ | 8.0〜8.25 | ¥18,000前後 | オールラウンド | グラフィック◎、反発と耐久性が強み |
GIRL | 7.75〜8.0 | ¥16,000前後 | ストリート | 初心者でも安心の浅コンケーブ。女性にも人気 |
DGK | 7.75〜8.0 | ¥15,000前後 | ストリート | 見た目が個性的。安定性と操作性もバッチリ |
ANTIHERO | 8.0〜8.25 | ¥18,000前後 | クラシック | クセがなく誰でも扱いやすい。長く使える |
TOY MACHINE | 7.75〜8.0 | ¥15,000前後 | ストリート | 遊び心あるデザインで気軽に始めたい人に最適 |
PLAN B | 8.0〜8.25 | ¥20,000〜 | ストリート | プロ仕様に近い設計で長期使用もOK |
BAKER | 7.75〜8.25 | ¥18,000前後 | ストリート | 高反発でオーリーがしやすい王道モデル |
GLOBE | 8.0前後 | ¥14,000〜 | クルーザー | 柔らかウィールで街乗りに最適、初心者にも人気 |
PRIMITIVE | 8.0〜8.25 | ¥20,000前後 | ストリート | 高品質。やる気のある初心者に最適 |
このように、ブランドによってコンセプトや使いやすさ、価格帯が異なります。目的やスタイルに合わせて選ぶことで、スケボーライフの第一歩がぐっと楽しいものになりますよ。
スタイル別おすすめ(ストリート・パーク・クルーザー)
スケートボードには使用シーンごとに向いているスタイルがあります。ここでは3つのスタイルに分けて、それぞれに最適なデッキブランドをご紹介します。
ストリート系がやりたい人におすすめ
→ BAKER / CHOCOLATE / DGK / GIRL / PLAN B
このスタイルはオーリーやフリップ、スライドといったトリックがメイン。操作性が重視されるため、軽さと反発力のバランスが取れているブランドが向いています。
パークやランプを楽しみたい人におすすめ
→ SANTA CRUZ / ANTIHERO / PRIMITIVE
パークでは安定感が重要になります。しっかりしたデッキ構造と耐久性のあるパーツ構成のブランドが選ばれる傾向があります。
街乗りや通学で使いたい人におすすめ
→ GLOBE / TOY MACHINE
クルージングや日常使いに便利なモデル。ソフトウィールをセッティングすることで、騒音も少なく、アスファルトの段差もスムーズに乗り越えられます。
スタイルを先に決めてからブランドを選ぶことで、デッキ選びに失敗しにくくなります。自分の目的をもう一度見直して、最適なブランドを選びましょう。
女性向け/子ども向けデッキもピックアップ
最近は、女性やキッズ向けに設計されたスケートボードも充実しています。力がまだ弱い子どもや、足のサイズが小さめの女性にとっては、軽さとコンパクトさが大きなポイントになります。
女性向けにおすすめのブランド
- GIRL:浅めのコンケーブでバランスがとりやすい
- TOY MACHINE:グリップがやさしく乗りやすい
- CHOCOLATE:軽くて扱いやすい。グラフィックもおしゃれ
子ども向けにおすすめのブランド
- GLOBE(ミニサイズモデル):小さいサイズでも高品質
- SANTA CRUZ(ジュニアモデル):安定性が高く安全設計
- BLIND(今回未紹介):初心者用ミニデッキが豊富
購入前には必ずデッキサイズ(7.25インチ前後)と足のサイズを確認することが大切です。子どもに合っていない大きすぎるボードは、転倒リスクが高くなりますので注意しましょう。
Amazon・楽天で買える初心者向けコンプリートリンク
初心者の方にとっては、「どこで買えばいいのか分からない」という悩みも大きいですよね。安心できるネットショップで買うのもひとつの手です。
現在、以下の大手通販サイトでは、初心者向けのスケートボードコンプリートモデルが多数取り扱われています。
ブランド名 | Amazon | 楽天 |
---|---|---|
CHOCOLATE | ✅ あり(多数) | ✅ あり(セール有) |
SANTA CRUZ | ✅ 豊富 | ✅ 人気モデル在庫あり |
GIRL | △ 稀にあり | ✅ 在庫多め |
DGK | ✅ コンプリート多め | ✅ 価格比較しやすい |
TOY MACHINE | ✅ おすすめモデルあり | ✅ 送料無料多数 |
GLOBE | ✅ クルーザー豊富 | ✅ 女性向けも展開中 |
※価格・在庫状況は日々変動しますので、購入時には最新情報を確認してください。
特に初心者向けセットとして評価の高いモデルはすぐ売り切れる傾向にあるので、気になるものがあれば早めのチェックがおすすめです。
使ってみた人のリアルな口コミも紹介
実際に使っている人の声は、スケボー選びの大きなヒントになります。ここでは、各ブランドの初心者ユーザーによるレビューをいくつか紹介します。
- CHOCOLATE利用者(30代男性):「最初のオーリーで感覚がつかみやすかった。デザインも最高!」
- SANTA CRUZ利用者(中学生):「学校帰りに友達と乗ってるけど、坂道でも安定しています」
- GIRL利用者(女性):「軽くて取り回しやすい。初心者でも安心して使えた」
- DGK利用者(高校生):「見た目がカッコよくてモチベーションが上がる! 滑りもスムーズ」
- TOY MACHINE利用者(親子):「子どもが気に入って毎日乗ってます。遊び感覚で楽しく始められた」
ネット上の口コミも参考になりますが、実際に使った人のリアルな体験談がやっぱり一番参考になります。できればスケートショップやSNSで使用者の声を集めてみるのも良いでしょう。
初心者でも安心!熟練スケーターが教える最初の1台の選び方Q&A
スケートボードを始めようと決めたとき、誰もが最初に感じるのが「これで本当に合ってるのかな?」という不安です。
そんな初心者の不安を解消するために、よくある質問とその答えをプロやベテランスケーターの視点からわかりやすく解説します。
これを読めば、あなたにぴったりの1台がより明確になりますよ!
Q1. デザイン優先で選んでもいい?
はい、ある程度はデザインで選んでも大丈夫です。
実はスケボーのモチベーションって、意外と「かっこいいから乗りたい」「お気に入りのグラフィックだから練習したくなる」という気持ちに左右されます。
私もスケート復活のきっかけは「このデッキかっこいいな」と思ったのが始まりでした。
ただし注意したいのは、「見た目だけで機能を無視しないこと」です。デザインがかっこよくても、デッキの幅が自分の足に合っていなかったり、クルーザーなのにトリックをしたいという目的に反していたりすると、結局使いづらくて続きません。
初心者は、デザインと実用性のバランスが大事。前のセクションで紹介したように、ブランドによってコンセプトやスタイルが異なりますので、「かっこいい」と思ったモデルのスペックも一度確認してみましょう。
「このボードに乗りたい!」という気持ちは、何よりも練習の継続につながります。見た目を重視するのは決して悪いことではありませんよ。
Q2. 長く使いたい場合は何を重視すべき?
「なるべく買い替えずに、長く使えるスケボーが欲しい」と考える初心者の方は、耐久性の高いデッキと、信頼できるパーツ構成を選ぶことがポイントです。
まずデッキに関しては、7層メープル材を使用した定番構造のものが安定して強度があり、ひび割れや折れにも強いです。特にSANTA CRUZやPLAN Bなどの老舗ブランドは、耐久性があります。
また、ウィールやベアリングも重要です。安いモデルはこの部分が劣化しやすく、1ヶ月程度でゴロゴロと異音が出たり回転が鈍くなったりすることがあります。
BONESや NINJA Bronsonなどが、安心して使えます。
「メンテナンスが面倒でなければ、良いパーツのスケボーを選ぶ」という考え方が理想です。初期投資は少し高くなっても、後から買い替えたり修理したりする手間を減らせるので、結果的にコスパが良くなることも多いですよ。
Q3. スケボーショップで買うのとネットで買うの、どっちがいい?
どちらにもメリットがありますが、初心者にとって安心感があるのはスケートショップでの購入です。
スケートショップでは、店員さんが使い方や選び方を丁寧に教えてくれることが多く、自分に合ったサイズやスタイルを実際に手に取って確認できます。
何より「疑問をすぐ聞ける環境」があるのは、初心者にとってとても心強いです。
一方、ネット通販は価格が安く、取り扱いブランドやデザインのバリエーションが豊富という利点があります。
ただし、「届いてみたら思っていたのと違った」「サイズが合わなかった」といったトラブルもあるため、ある程度下調べをしてから購入することが大切です。
おすすめは、まずショップで実物を見て、自分に合うモデルをチェック。そのあと同じモデルがネットで安く売られていれば、ネットで購入するのもアリです。
「不安ならショップ」「慣れてきたらネット」と、状況に応じて使い分けるのが賢い選択です。
Q4. 交換パーツっていつから必要?
スケートボードは消耗品なので、定期的なパーツ交換が必要になります。とはいえ、初心者のうちは「どこがいつダメになるの?」というのが分からないですよね。
交換時期は次を目安にしてみましょう。
- デッキ:ヒビ割れやテールが小さくなったら(3ヶ月〜)
- ウィール:パンクしたり小石で躓くようになったら
- ベアリング:回転が鈍くなったり異音がしたら
- トラック:ハンガーのシャフトが見えてきたら
- グリップテープ:グリップがなくなってきたら
特にベアリングは、雨の日に滑ったり、砂利道を走るとすぐに劣化します。定期的な掃除やメンテナンスをすれば長持ちしますが、初心者のうちは気がつかずにパーツの劣化を放置してしまいがちです。
最初のうちは、1〜2ヶ月ごとに一度、各パーツの状態をチェックする習慣をつけましょう。必要に応じてショップで点検してもらうのも安心です。
Q5. 子ども用に選ぶときの注意点は?
子ども用のスケートボードを選ぶ際には、サイズと安全性を第一に考えることが大切です。とくに身長や足のサイズに合っていないデッキを使うと、転びやすくなったり、トリックの練習で怖がったりしてしまいます。
小学校低学年以下であれば、6.5〜7.25インチのミニサイズデッキを選ぶのが一般的です。また、柔らかいウィールを選べば音も静かで滑りやすく、周囲への迷惑にもなりません。
加えて、ヘルメット・手首・ひじ・ひざのプロテクターは必須です。大人よりも骨が柔らかくケガをしやすい年齢なので、安全対策を怠らないことが長く楽しむコツです。
さらに重要なのは「本人が気に入るデザインかどうか」。お気に入りのボードがあれば、自然と自分から練習するようになります。親子で選ぶ楽しみも、スケボーを続ける大きな要素ですよ。
まとめ|初心者こそ、自分に合った1台を選ぶことがスケボー継続のカギ!
スケートボードをこれから始めようと思っている人にとって、最初の1台選びはとても大切なステップです。「なんとなく」で選んでしまうと、操作しづらさや不安定さに挫折してしまうこともあります。
でも、この記事で紹介したように、ポイントを押さえて選べば、初心者でも快適に、そして安全にスケートライフを始めることができます。
特に今回ご紹介した10のブランドは、どれも信頼性が高く、乗りやすいものばかりです。
自分の目的や体に合った1枚を選ぶことで、滑るたびに「楽しい!」「もっと練習したい!」という気持ちが自然に湧いてきます。
スケートボードは年齢に関係なく楽しめる最高の趣味。今回の記事が、あなたのスケボーライフの第一歩になることを願っています!