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スケーターがよく使うスラング・用語集【初心者にもわかる意味解説】

SKATEBOARD:スケートボード SLANG:スラング(俗語) DICTIONARY:辞書、用語集

初めまして。「気になる情報発信局」を運営している好太郎と申します。

スケート歴は10年…ですが、ブランクは15年。若い頃とは違い、今は体力こそ落ちたものの、お金に少し余裕のあるおじさんスケーターとして復帰しました。

このブログでは、スケートボードに関するパーツのレビューや用語解説、口コミ・評判の調査まで、気になる情報を初心者にも分かりやすく紹介しています。

今回は、スケーターがよく使うスラングや用語を「ア行〜ワ行」+「A to Z」で完全網羅した記事をお届けします。

スケートボードの世界には、一般的にはあまり知られていない言葉や、スケーターならではの独自スラングがたくさん存在します。

この記事では、初心者が「分かりにくい!」と感じやすい用語を中心に、できる限り簡単な言葉で説明していきます。

なお、言葉ではなかなか表現しづらいニュアンスや、地域差のある表現もある点はご了承ください。

【あ】

まずは「あ」から始まるスケート用語を紹介します。基本的なものから、ちょっとマニアックなものまで揃っています。

アール

スケートパークにある半円状の湾曲した構造物のこと。正式には「クォーターランプ」や「ミニランプ」と呼ばれることもある。トリックの難易度が高く、バーチカルやトランジションスケートを楽しむスケーターが好んで使う。

アウト

レールやボックスの端から飛び出す部分、またはトリックの着地動作のこと。技を綺麗に決めた後に「アウトがキレてた」などと使う。

足回し

オーリー以外で足を使って板を回すトリックの総称。キックフリップ、ショービットなどが該当する。「足回し系のトリックが得意」などと言われる。

アップ

セッション前の準備運動的な滑走や、SNSなどに動画を投稿することも指す。「軽くアップしてから本気出すわ」「今日のメイク、インスタにアップした!」など複数の意味で使われる。

当て込み

アールやバンクの壁に対してトリックや勢いを当てに行く滑り方。壁に板をぶつけるようなダイナミックな動きが特徴で、スタイル重視のスケーターによく使われる。

【い】

続いて「い」から始まる用語です。フィーリングや状況を表す言葉が多く、会話の中でもよく登場します。

イケてる

カッコいい、クール、雰囲気があるといった褒め言葉。滑りだけでなく服装や立ち振る舞いにも使える。「あいつ今日めっちゃイケてたな〜」というふうに使う。

イメトレ

「イメージトレーニング」の略。頭の中でトリックの動きを何度もシミュレーションし、実際の動作に落とし込む。成功率を上げたいときに欠かせない地味だけど効果的な練習法。

イレギュラー

想定外の動きや状態、または転倒の原因となる予測不能な出来事。地面のひび割れ、風、突然の人なども「イレギュラーだった」と表現される。

インバート

アールで逆さまになって決めるトリック。手を使って体を支えながら板を制御する高難度の技。スタイルと勇気の見せどころ。

インスタクリップ

Instagramに投稿する短めのスケート動画のこと。仲間と滑った日や新しいトリックが決まった瞬間などを1クリップにまとめて投稿する文化が根づいている。

【う】

「う」から始まる用語には、スケボー本体の部品や日常的なリアクション語が多く見られます。

ウィール

スケートボードの車輪部分。材質や硬さによって滑り心地が大きく変わる。ストリート用・パーク用・クルージング用など多様な種類がある。

ウケる

何か面白いことがあった時に使う表現。失敗や変な動きなどにも「それウケるわ〜」と笑って済ませるのがスケーターらしいノリ。

打ち所が悪い

転倒時に特に痛い場所をぶつけてしまったときに使う。「足首いったかも、打ち所が悪かったわ」といった具合に、笑いながらも本気で痛がってる時に多い。

上がる

テンションが上がるという意味で使う。「今日のセッション、マジで上がったわ!」など、気分が盛り上がった状態を表す。

ウェイ

テンションが上がったときや、仲間へのリアクションとして発する言葉。「よっしゃー!」に近い意味で、成功したトリックへの歓声としてよく使われる。

【え】

「え」では、見た目にも派手なトリックや、スケーターならではの表現が並びます。

エア

ジャンプを伴うトリック全般を指す。特にランプやアールで空中に飛び出すトリックを「エアトリック」と呼ぶ。「高いエア決まったな〜」などのように使う。

エグい

凄すぎる、危なすぎる、信じられないといった意味。「今のメイク、マジでエグいわ!」と、驚きや感動のニュアンスを込めて使われる。

エントリー

大会に出るために申し込むこと。またはスポットやセクションに滑り始めることを指す場合もある。「どこからエントリーする?」と仲間と相談する場面で登場。

エンドオーバー

ウィールを軸に板を180度回すターン系のトリック。見た目は地味だけどコントロール力が問われる基礎技。「とりあえずエンドオーバーでリズム作る」などの使い方も。

エビ反り

転倒時に体が反ってしまうこと。「エビ反って背中からいったわ…」というように、ちょっと笑える失敗表現として使われることが多い。

【お】

最後に「お」から始まる用語を紹介します。スケートの基本や仲間とのやりとりに欠かせない言葉が多く含まれます。

オーリー

ジャンプの基本トリック。地面を蹴って板ごと飛び上がる技で、すべてのトリックの土台になる。最初に練習すべき最重要技。

おつ

「お疲れさま」の略語。セッションの終わりや、1トリック決めた後に仲間同士で軽く言い合う。「おつかれ〜」のラフな言い方。

押す(プッシュ)

地面を足で蹴って進むスケートの基本的な動作。プッシュが上手い人は全体のスタイルも自然に見えると言われている。

落とす

高いところからトリックを決めて降りる動作。「あの10段ステア、落とせる?」など、チャレンジ性の高い滑りに対して使われる。

オールドスクール

1980~90年代に流行したクラシックな滑りやトリックスタイルのこと。独特の雰囲気と遊び心が魅力で、最近では若手にも人気がある。

【か】

「か」から始まる用語には、トリックやアイテム、日常的に使われるスケート用語がたくさんあります。しっかり押さえておきましょう。

カーブ

歩道の段差や縁石のこと。ストリートスケートでは、ここでグラインドやスライドなどのトリックを決める。滑りやすいカーブは「神スポット」と呼ばれることもある。

ガチる

本気で取り組む、真剣にやるという意味。「今日はあのステアでガチるわ」など、自分にプレッシャーをかける場面で使うことが多い。

ガニ股

スタンスが開きすぎて不格好になっている状態。初心者にありがちで、「ガニってる」と指摘されると少し恥ずかしい。

カットする

映像や写真を編集する時に一部を省略・削除すること。また、スポットやトリックを滑るのをやめる意味でも使われる。「今日はあそこカットでいいか」と判断する時など。

神スポット

滑りやすくてトリックが決まりやすい、理想的なストリートのスポットのこと。スムーズな路面、程よい障害物、セキュリティがゆるいなどの条件を満たしていると「神」認定される。

【き】

次は「き」から始まる言葉。スタイルや仲間との会話に欠かせない用語が登場します。

キックアウト

警備員や店員などに注意され、スポットから追い出されること。ストリートスケートでは日常茶飯事。「5分でキックアウトされたわ」などと使う。

キックフリップ

足を使って板を水平方向に1回転させるトリック。スケート中級者への登竜門ともいえる基本技。「フリップ」と略されることも多い。

ギャップ

段差や隙間のこと。地面から地面へ飛び移る箇所があり、ここでトリックを決めると迫力がある。「あのギャップ、デカすぎてビビった」などのように使う。

ギア

スケートボードのパーツやスケーターが身につけているアイテム全般。「あの人のギア、全部おしゃれだね」など、スタイルの一部として評価されることもある。

気合い

トリックに挑戦する前の精神集中や根性を指す。「このトリックは気合いでいくしかない」など、精神面の重要性を表す。

【く】

「く」では、スケボーのセッションや仲間との関係性を表す言葉が出てきます。

クルー

スケート仲間の集まりやチーム。一緒に滑ったり撮影したりすることが多く、地元やスタイルによってカラーがある。「ウチのクルーは夜セッション専門」などのように使う。

グラインド

トラック(金属部分)を使って縁石やレールの上を滑るトリック。50-50や5-0など種類が多い。スライドとの違いを覚えておくと◎。

クラッシュ

転倒や激突のこと。「あのスラム、マジでクラッシュしてたわ」といったように、派手にこけた時に使われる。

クロスフット

足をクロスさせて着地や動作を行うトリックやスタイルのこと。見た目のインパクトが強く、スタイル重視のライダーに好まれる。

クルージング

トリック目的ではなく、街中やパークを気持ちよく滑ること。大きめのウィールやクルーザーを使ってリラックスした滑りを楽しむ。

【け】

ここでは滑りの様子や感情を表す言葉が多くなってきます。状況に応じて自然と使いこなせるようにしたいところです。

ケツからいった

尻もちをついてこけた状態のこと。ステアやギャップで着地ミスした際によく起こる。「思いっきりケツからいったわ」など。

ケガる

ケガをすることを軽く表現するスラング。「昨日スネ、マジでケガった」など、日常会話で軽傷を指す時によく使う。

ケア

怪我予防や体のメンテナンスをすること。スケーターは体が資本なので、「今日滑った後ケアしとかないと明日やばい」などと気にかける。

けん制する

他のスケーターが滑っている時に無意識に距離をとったり、順番をうかがうこと。「今ちょっとけん制入ってたな」と仲間内で話題にされる。

蹴る

板を弾く、またはプッシュの動作。キックフリップやショービットなど、基本的な足の動きの表現としても広く使われる。

【こ】

最後に「こ」で始まるスケート用語を紹介します。トリックの成功や仲間とのやり取りに使われることが多いです。

コーピング

ランプやボウルの上端にある金属のバー部分。グラインドやスライドで狙うポイントで、しっかり当てると「バチッ」といい音が鳴る。

ゴリ押し

無理やりトリックを決めようとすること。スタイル的にはあまり評価されないが、時には気合いでメイクする姿勢もリスペクトされる。

コケる

転倒すること。一般的な言葉だが、スケーター同士では頻繁に使われる。「今日めっちゃコケたけど、最後にメイクできたからOK!」など。

コーヒーブレイク

セッションの合間にひと息入れる時間。「ちょっとコンビニでコーヒーブレイクしようぜ」などリラックスした流れを作る時に使われる。

コンプ

「コンプリート(スケボーの完成品)」の略語。デッキ・トラック・ウィール・ベアリングがすべて揃った状態の板を指す。「そろそろ新しいコンプ組みたいな」などの会話で登場する。

【さ】

「さ」から始まる用語は、滑りの技術やトリックの雰囲気を表す言葉が多く含まれています。感覚的な表現も多いので、文脈で理解することが大切です。

サイドウォーク

歩道や舗装された場所を指す。クルージングやプッシュの練習によく使われるが、場所によってはキックアウト対象になることもある。

さばく

臨機応変に対応するという意味で使われる。「着地ミスったけど上手くさばいたな」など、うまくごまかした時にも使われる。

逆エビ

転倒した時に体が後ろに反るのではなく、前のめりになってエビのような形になること。結構危険なこけ方。

サポート

スケートブランドやショップがライダーを応援すること。「あの子、ローカルショップにサポート入ったらしいよ」といった感じで使う。

サバ読み

技の成功率や回数などを多めに言うこと。「5回でメイクできたって? 絶対サバ読んでるでしょ〜」と冗談交じりに使われる。

【し】

「し」は技名やスケート中のリアクションでよく使われる言葉がたくさんあります。聞いたことがある単語も多いかもしれません。

シュレッド

英語の「Shred」から来たスラングで、「激しく攻める」「全力で滑る」という意味。「今日のセッション、あいつマジでシュレッドしてたな」といった使い方をする。

ショービット

デッキを180度水平に回転させる基本的なトリック。回転方向によって「フロントサイドショービット」や「ポップショービット」などがある。

死ぬかと思った

危険なトリックや激しいこけ方をした時の定番リアクション。「あのギャップ、マジで死ぬかと思ったわ」と半分冗談、半分本気で使われる。

シビれる

カッコいい滑りを見たときのリアクション。「今のランディング、マジでシビれた!」と感動を伝える言葉。

塩対応

話しかけた時のそっけない返しや反応のこと。ローカル同士での人間関係でも登場する表現。「あのショップ店員、ちょっと塩対応だったね〜」など。

【す】

「す」では、テクニックに関する専門用語や日常会話で頻出するリアクション用語が目立ちます。

スケーター

スケートボードをする人全般を指す言葉。プロ・アマ問わず、滑っている人はすべてスケーター。

スケートスポット

滑る場所のこと。ストリート・パーク問わずトリックを仕掛ける場所を指し、「新しいスポット見つけた!」といったように使う。

スタイル

滑りの個性や雰囲気を表す重要な要素。「スタイルがある=カッコいい」というスケート文化においてはとても重要な評価基準。

スライド

板のデッキ部分(ウッド)を使ってレールや縁石の上を滑るトリック。グラインドとは異なり、トラックではなく板の底面で滑る。

スラム

派手に転ぶことを指す。特に激しいこけ方を「ハードスラム」と呼ぶこともある。「あのステアでスラムって膝いったかも…」というように使われる。

【せ】

「せ」から始まる用語は少ないですが、覚えておくと会話で役立つこと間違いなしです。

セッション

仲間と集まって滑ること。「今日はナイトセッションやろうぜ!」など、時間帯や目的に応じてバリエーションがある。

セクション

スケートパーク内に設置されている障害物のこと。アール、バンク、レール、ボックスなどを総称して「セクション」と呼ぶ。

セーフ

危なかったけど転ばなかった時に使う言葉。「おぉ、ギリセーフ!」という感じで、仲間と笑い合うシーンでよく聞く。

攻める

高難度トリックや危険なスポットに挑戦すること。「今日はハンマー攻めるわ!」など、強気な意気込みを表す。

セーフゾーン

スケート中に安全に回避できるエリアのこと。特に撮影時などに「カメラマン、セーフゾーンで構えといて!」などのように使われる。

【そ】

最後に「そ」で始まる言葉を紹介します。状況や反応を表す日常的な表現が多めです。

それな

同意・共感の表現。「今日は風強くてヤバいよな」「それな〜」というふうに使われる。スケーター同士のゆるい会話でもよく登場する。

ソックス見せ

ファッションとして靴下を見せるスタイル。ハイソックスやカラフルな柄物が人気で、足元で個性を出すスケーターが多い。

ソロセッション

1人で黙々と滑ること。集中して練習したいときや仲間がいないときに使われる。「今日はソロセッションでトリック詰めたわ」など。

そろえる

複数のトリックやラインを安定して決めること。「ラインそろってきたね」と褒め言葉として使われる。

ソフトウィール

柔らかめのウィールのこと。クルージングに向いており、路面の振動が少なく、快適な滑り心地が得られる。

【た】

「た」から始まる用語は、トリック名やスケート文化を象徴するような言葉が多く含まれます。滑りの中でも頻出するキーワードばかりです。

タイミング

トリックや着地の動作を行うタイミングのこと。少しのズレで成功・失敗が分かれるため「タイミング合ってきたね!」など会話でもよく使われる。

高難度

トリックの難しさを表す言葉。「あれは高難度すぎて、まだ挑戦できないわ」など、スキルや経験の差を感じる場面で使う。

立てる

グラインドやスライドの際に体や板を縦に起こすこと。特に「ノーズを立てる」とか「トラック立ってたね」など、姿勢を評価するときに使われる。

立ち漕ぎ

プッシュ時にしっかり膝を曲げず、腰が高いまま蹴る動作。初心者に多く見られ、「あの子まだ立ち漕ぎだね」と笑い話にされることも。

玉砕

思い切って挑戦して失敗すること。「あのギャップ、完全に玉砕だったけど気持ち良かった!」など、ポジティブに失敗を語る表現として使われる。

【ち】

次に「ち」から始まる用語を見ていきましょう。仲間内での会話に使いやすいリアルな言葉が多く、スケーターのノリを感じさせます。

チェックする

スポットの状況を確認することや、他のスケーターの滑りを見ること。「あのステア、ちょっとチェックしてくるわ」などのように使う。

チャレンジ

難しいトリックや新しいスポットに挑戦すること。スケートでは「チャレンジ精神」が非常に重視される。

チクタク

左右にデッキを振って前進する初心者向けの動作。基本の動きとして教わるが、ある程度滑れるようになると卒業するステップでもある。

チル

リラックスして滑る、のんびり過ごすという意味。ストリートでも「今日はチルセッションでいこう」と言えば、まったり滑る日を意味する。

チョッカる

トリックや動きが中途半端に止まること。勢いが殺された滑り方をしたときなどに「今、完全にチョッカったわ」と表現される。

【つ】

「つ」から始まる用語は少ないですが、滑りやトリックに関するコアな意味を持つ言葉があります。

詰める

トリックの精度を上げたり、撮影で成功するまで何度も繰り返すこと。「今日はヒールを徹底的に詰める日」と使われる。

突っ込む

迷わずトリックに挑戦すること、または強引に突進するようにアプローチすること。「思い切って突っ込んだ結果、メイクできた!」など。

潰す

着地時に体がつぶれたような姿勢になること。「完全に潰れたけどメイクはした!」と笑い話になることもある。

次いこう

トリックに失敗した後やセッション終了時に使われる切り替えの言葉。「OK、次いこう!」で前向きに気持ちをリセットできる。

詰んだ

どうやっても無理な状況、または諦めモードの時に使う。「足首やって詰んだわ…」など、ちょっとネガティブだけど冗談っぽく使われる。

【て】

ここでは、滑りに必要な道具やメイク時の感覚など、実用的なワードが並びます。

デッキ

スケートボードの板本体部分。サイズや形状によって乗り味が大きく変わるため、スケーターにとって最重要パーツのひとつ。

テール

スケートボードの後ろ側のこと。トリックではこの部分を弾く動作が非常に多く、「テール弾き」が滑りのカギになる。

手堅い

確実に成功する滑り方やトリックをすること。「あの子は常に手堅くメイクしてくるよね」と信頼される表現。

テンパる

緊張したり焦ったりして、動作がうまくいかなくなる状態。「撮影でテンパって全然メイクできんかった」など、初心者〜上級者問わず使われる。

テクニカル

高度な技術や複雑なトリックを表す言葉。「彼はテクニカル系ライダーで、足回しの精度がすごい」など、上級者のスタイルを称えるときに使う。

【と】

最後に「と」から始まる言葉を紹介します。トリック成功時の言葉や、日常的な会話でもよく使われるフレーズが中心です。

撮ってた?

トリック成功後にカメラマンや仲間に確認する言葉。「今のヤバかったよね!撮ってた?」というやり取りは撮影あるある。

撮影

動画や写真を記録すること。スケーターにとっては重要な活動の一つで、「今日は撮影日」と言えば本気で攻める日でもある。

トライ

挑戦すること。「そのスポット、誰かトライしてる?」など、最初の一人になるかを気にする時にも使われる。

飛ぶ

ジャンプ系トリックをすること、または段差などから思い切って降りること。「今日は10段飛べた!」と嬉しい報告に。

止める

メイクできず途中でやめること。「怖くて止めちゃった」など、気持ちが負けたときにもよく使われる。

【な】

「な」から始まる言葉には、仲間同士のやりとりやスケートの雰囲気を感じさせる用語が登場します。人間関係や日常会話で役立つワードが多めです。

流す

ガチで攻めずに軽く滑ること。「今日は疲れてるから軽く流しておくわ」といった、のんびりモードの時に使われる。

馴染ませる

新しいデッキやウィールなどのギアを使いこなせるようになること。「このウィール、まだ馴染ませ中だからグリップ効きすぎる」など、調整中の状態を表現する。

仲間

一緒に滑るスケーターのこと。単なる友達ではなく、滑りを通じて深くつながっている存在。「仲間と滑るとテンション上がるよね」は定番フレーズ。

ナイス

良い滑りや成功したトリックに対するリアクション。「今のナイス!」と、褒めたり称える時に使われることが多い。

ナーバス

不安や緊張を感じる状態。「初のステアチャレンジ、マジでナーバスだったわ」といった、精神的な状態を表す。

【に】

「に」から始まる言葉は少なめですが、日常のスケートライフや滑りの中で自然に出てくるワードがあります。

握る

トリックに失敗しそうなときに足や体で無理に制御すること。「あれは完全に握った感じだったけど、なんとか立ったな」などと使う。

ニードロップ

デッキを置いた状態から片足でボードに乗り、滑り出すテクニック。初心者のスタート方法としてよく使われる。

煮詰まる

トリック練習中に上達が止まったり、同じ失敗を繰り返して思考が詰まる状態。「ヒールが煮詰まってきたな、ちょっと休憩しよ」など。

二度見

カッコいい滑りや驚きのトリックを見たときに、思わずもう一度見てしまうこと。「今のやばすぎて二度見したわ」はよくあるリアクション。

逃げる

トリックをやめる、または恐怖心から途中で降りること。「あそこはまだ怖くて逃げちゃうわ…」というように、心理的な壁を表現する。

【ぬ】

「ぬ」ではスケート関連用語は非常に少ないですが、ユーモラスな表現として会話に出ることもあります。

抜ける

トリック中に意図せず板がずれてしまったり、軌道から外れてしまうこと。「ノーズグラインド、途中で抜けちゃった…」など。

ヌルい

滑りが弱々しい、迫力に欠けるという意味。「今日のトリック、なんかヌルかったな〜」と自己反省や仲間同士のいじりで使われる。

ぬか喜び

メイクできたと思ったら着地ミスなどで結局失敗だったときに。「撮れたと思ったらピンボケで、完全にぬか喜びだったわ」など、切ないシーンで使う。

ぬめる

湿気や汚れで地面やデッキが滑る(ツルツルする)状態。「このスポット、朝だとちょっとぬめるから注意ね」といった注意喚起に使う。

ヌンチャク

トリックや動作が連続しすぎて、板や体がぐるぐる回る様子をおもしろく例えたスラング。「今のライン、ヌンチャクすぎて笑った」といった冗談交じりの会話で登場する。

【ね】

「ね」ではリアクションや親しみのある言葉が多く、会話の最後に添えることも多い特徴的な言葉が並びます。

粘る

何度もトライして諦めずに挑戦し続けること。「このトリック、2時間粘ってようやくメイクできた!」という感動の語りに使われる。

ネクストレベル

次の段階、レベルアップした滑りを指す。「このライン決まったらネクストレベルやな」と仲間と目標を共有するシーンで登場。

熱い

テンションが高い、やる気がみなぎっている状態。「今日のセッション、みんな熱すぎ!」というような盛り上がりの表現。

ネタ

トリックやスタイルに関するおもしろ要素。「あの動き完全にネタやん(笑)」と笑いを取る意味でも使う。

寝かせる

板を斜めに傾けて滑る動作や、トリック練習を一旦中断する意味も。「今日はバンクの練習ちょっと寝かせるわ」と言えば一時停止の意味になる。

【の】

「の」で始まる言葉には、基本的なボードパーツや日常的な感情表現が含まれます。

ノーズ

スケートボードの前側のこと。ノーズを使うトリックには「ノーズスライド」「ノーズグラインド」などがあり、重要な要素。

乗せる

トリックや滑りをしっかりデッキに乗った状態で成功させること。「今のバックテール、しっかり乗せてたな」と褒める場面で使う。

伸びる

滑りに勢いがあることや、スピードが綺麗に出ていること。「このライン、マジで伸びがエグい!」などのように使う。

ノーメイク

トリックが成功しなかったこと。「今日はノーメイクばっかでテンション下がったわ」といった具合に使われる。

ノリでいく

その場の勢い・感覚だけでトリックに挑むこと。「考えてもしょうがないから、ノリでいくわ!」と気合いを入れる時に使う。

【は】

「は」から始まる言葉には、トリックやスケーターの精神、滑りの雰囲気を表現するワードがたくさんあります。スケート文化に深く根ざした用語が多いです。

バチる

トリックがキレイに決まったときや、動きが完璧にハマったときに使う。「今のフリップ、完全にバチってたな!」というふうに賞賛として使われる。

パーク

スケートボード専用の施設のこと。ボウルやアール、レールなど多様なセクションがあり、天候を気にせず滑れるインドア型も人気。

ハンマートリック

大技、超高難度のトリックのこと。階段やギャップ、レールなどでメイクする命がけのトリックを「ハンマー」と呼ぶ。

パキる

デッキが折れること。「レールでバチってパキった…」など、激しいトリック中に起こる悲劇を表現する。

バースピン

BMX用語だが、スケートでも「板の回転」を指す比喩的な表現で使われることがある。滑りが複雑で見た目が派手なときに「バースピンしてたな」などと使われることも。

【ひ】

「ひ」から始まる言葉は、感情や動作を表現するリアクションワードが中心です。仲間との会話に使いやすい用語が多くなっています。

引っかかる

トリック中に板や体が障害物に引っかかってしまうこと。失敗の原因にもなり、「あそこでちょっと引っかかったな〜」とよく使う。

ビタ着

着地がピッタリ決まること。「今のビタ着、気持ち良すぎる!」というように、成功を喜ぶときに使うスラング。

膝いった

膝を強打・負傷すること。「ステアで着地ミスって膝いったわ…」といった、スケーターにとってあるあるの痛み表現。

日和る(ひよる)

怖くなってトリックに挑戦できなくなること。「あそこマジで日和った…」と悔しさを込めて使われる。

ヒールフリップ

オーリーしながら足のかかとで板を回転させるトリック。キックフリップとは逆方向に回るので難易度が高め。

【ふ】

「ふ」では、道具やトリック、滑りの評価に関する用語が登場します。基本的な単語から個性的な表現まで幅広いです。

フィルマー

スケーターを撮影する人。仲間内で交代でやることもあるが、専門的に撮るフィルマーは映像作品で重要な存在。

踏む

トリックに対して「しっかり踏んでいる(体重が乗っている)」状態を指す。「踏みが甘いと飛べないぞ!」などアドバイスとしても使われる。

風(ふう)

「〜っぽい」「〜風」といったニュアンス。「あの滑り、ちょっとオールドスクール風で渋かったね」などスタイルの雰囲気を表現する時に使う。

プッシュ

地面を蹴って進む基本動作。フォームやバランスの安定性が評価され、「プッシュからして上手い」などと言われる。

不発

トリックが決まりそうで決まらなかった時。「あとちょっとだったけど不発だったな〜」というように、惜しい失敗を表す。

【へ】

「へ」から始まる用語は少なめですが、スケートライフに密着したリアクションや評価の言葉が使われます。

ベアリング

ウィールの中に入っている回転を助けるパーツ。スピードや滑り心地を左右する重要部品で、メンテナンスも大事。

ヘビロテ

お気に入りの技やスポットを繰り返し使うこと。「このライン、最近ヘビロテしてるわ」など継続して使うという意味。

ペグ

BMXなどで使われるパーツだが、スケーターがBMXとセッションするときに「ペグ邪魔(笑)」と冗談で使われることもある。

ペイする

投資や努力が報われること。「あのメイク、昨日の練習ペイしたわ〜!」と喜びを表す英語スラング応用。

変態トリック

普通では考えられない難解なトリックや、独創的な動きを褒める言葉。「あれ変態すぎてヤバい(笑)」と驚きと称賛を込めて使われる。

【ほ】

「ほ」から始まる言葉は、スケートの基本や仲間との会話の中でよく出てくるものが中心です。

補強する

デッキのテールやノーズを強くするためにテープなどで補修すること。「このデッキ、補強して半年使ってる」など耐久性アップを狙う手段。

ボックス

スケートパークに設置されている四角いセクション。スライドやグラインドに使われ、技の練習にぴったりのアイテム。

ポイント

滑りの中で特に注目すべき部分。「あのフリップ、立ち上がりのポイント完璧だった!」といった評価で使われる。

惚れる

他人の滑りやスタイルに感動して「惚れた!」と言うこともある。スケートでは憧れを素直に伝える文化がある。

本気出す

気合いを入れて挑戦すること。「次のトライで本気出す!」と、ここぞの時に使う定番フレーズ。

【ま】

「ま」から始まる言葉には、スケーターならではの感情や滑りに関する独特な表現が多数登場します。仲間との会話にも頻繁に登場するキーワードです。

巻く

トリック中に体や板が予想外の方向へ回ってしまうこと。「今のフリップ、ちょっと巻いたな」など、失敗やズレを説明する時に使う。

マニュアル

前輪または後輪だけでバランスを取って滑るトリック。スピードコントロールや体幹が求められる、地味ながら難易度の高い技。

マジック

思わぬ偶然や奇跡的な成功を表す言葉。「あのメイク、完全にマジックだったな!」といった驚きの感情を表現。

負ける

怖さや気持ちに負けて挑戦をやめること。「完全に自分に負けた…」と反省や悔しさを口にする場面で使われる。

巻き戻す

映像やトリックの内容を振り返ること。「今のヤバかったから巻き戻して見よ!」というように、撮影やセッションの中でよく出てくる。

【み】

「み」では、スケーターの見た目やトリックの完成度を評価する表現が中心です。仲間の動きへの反応としてもよく使われます。

メイク

トリックを成功させること。スケーターにとって最大の目標であり、「やっとメイクできた!」は最高の喜びを表す言葉。

ミスる

トリックや着地などを失敗すること。「撮影中にミスったのが悔しすぎる」など、誰もが経験する瞬間に使われる。

見せ技

撮影やイベントなどで披露するための魅せるトリック。「今日は見せ技決めるつもりで来た!」というように、観客を意識した技に使われる。

ミラー

通常のスタンスとは逆の向きで滑ること(スイッチ)。「ミラーでノーズスライド!?エグすぎ!」など、難しさを強調する時に。

魅せる

自分の滑りで周囲を惹きつけること。「あのライン、完全に魅せにきてたわ」とスタイルや自信を評価する表現。

【む】

「む」から始まる言葉は少なめですが、スケーターの感情やスタイルを象徴するような表現があります。

無理ゲー

難易度が高すぎて「これは無理だろ…」というトリックや状況に使われる。「10段のハードフリップとか無理ゲーやろ」とリアルな本音が出る時に。

無風

風がなく滑りやすい状態のこと。「今日は無風でマジ最高!」とセッションに適した環境を喜ぶ声として使われる。

無双

その日のセッションや撮影で誰よりも決めまくっている状態。「今日の○○、完全に無双状態だったな」と仲間を賞賛する。

向かい風

滑走方向に対して風が吹いている状態。スピードが出にくく、トリックの難易度が上がる。「向かい風強すぎてオーリーすら浮かん…」など。

無音着地

音を立てずに着地を決めること。コントロールの精度が高く、「今の無音着地、やばくない?」と驚かれる。

【め】

「め」では、滑りの印象や感情表現を中心に、観察力が問われる言葉が登場します。

メイク率

トリックを成功させる確率のこと。「この技、メイク率7割くらいかな」と自分の実力を客観的に評価する指標。

メンツ

セッションやチームに参加しているメンバー。「今日のメンツ、ガチでレベル高い!」とその場の雰囲気を表す。

目線

滑り中の視線や意識の向き。「目線が下すぎるとオーリー浮かないよ」などアドバイスでも使われる重要なポイント。

メンタル

挑戦する気持ちや集中力を指す。「今日は完全にメンタル負けしたわ…」など、精神面でのコンディションを表現する。

メロウ

穏やかで滑らかなスタイルを指す言葉。「彼の滑り、めっちゃメロウで見てて気持ちいい」など落ち着いた滑りを褒める際に使う。

【も】

「も」で始まる言葉は、スケートへのモチベーションや、雰囲気を伝えるのに便利な表現が多く含まれます。

もう一発

失敗した後や、さらにいい映像を狙う時に使う。「今のも良かったけど、もう一発いこう!」というように前向きな挑戦心を表現する。

燃える

やる気や闘志がわくこと。「あの滑り見たら燃えてきた!」とテンションを上げる時に自然に出る感情。

モブる

大人数でセッションや撮影をすること。「明日のパーク、モブるらしいよ」と情報共有の際に使われる。

モチベ

「モチベーション」の略。「最近メイクできなくてモチベ下がってる」など、滑る意欲や精神状態を表す。

盛り上がる

セッションやトリックが成功して、全体のテンションが高まること。「今日のナイトセッション、マジで盛り上がったな〜」というふうに使われる。

【や】

「や」から始まる言葉は、テンションや気合いに関わる表現が多く、スケーター同士の掛け声としても使われる場面が多いです。

やばい

スケーターが最も多用するスラングのひとつ。良い意味でも悪い意味でも使える万能語。「今のメイク、マジでやばい!」と称賛でも、「転け方がやばかった」とネガティブにも使われる。

やる気出た

モチベーションが急に上がった時に使う。「誰かの滑り見てやる気出たわ!」など、テンションアップのきっかけに。

野良スポット

公園や道路など、スケート用に作られていないが滑れる場所のこと。セキュリティや環境次第で名所になることもある。

ヤバめ

「やばい」をやや控えめに言いたいときに使う。トリックやスポット、ケガの状況に対しても「それヤバめやな〜」と表現される。

ヤンチャ

少し危険を伴う大胆な滑り方や、ノリの強いスタイルを指す。「あいつの滑り、ちょいヤンチャで好きだわ」といったようにポジティブな意味も込められる。

【ゆ】

「ゆ」から始まる言葉には、スケーターの精神面や滑りの雰囲気を表す柔らかめの用語が多めです。

ゆるい

リラックスした滑りや雰囲気を指す。「今日はゆるく流す感じでいいよね」とセッション前の確認としてよく使われる。

ユルスタイル

きっちりトリックを決めるよりも、ゆったりと自然体で滑るスタイル。「あの人、完全にユルスタイルだけど味あるよね」といった褒め方をされる。

油断する

気を抜いた結果、失敗やケガにつながること。「簡単な技だからって油断してたらスラムったわ」と注意喚起としても使われる。

融通きかない

滑走場所やルールが厳しすぎる状況を表す。「あのパーク、融通きかなくてちょい滑りにくいよね」といった形で施設の雰囲気を表す。

ユーモア滑り

笑いを取りに行くような動きや、わざと変なトリックを入れる遊び心のある滑り方。「ユーモア滑り極めてるあの子、目立つよね」といった使い方。

【よ】

「よ」では、主にセッション中の掛け声やテンションを表す言葉が多く使われます。ノリの良い会話でよく登場します。

よっしゃー!

トリックが決まった時や、気合いを入れる時の掛け声。場のテンションを一気に上げるパワーワード。

呼吸整える

トリックの前に緊張を抑えるためのルーティンとして。「ちょっと呼吸整えてからいくわ」など、集中力アップのために使う。

寄せる

トリックの精度を調整する、成功に近づけるために修正する動き。「もうちょいで寄せれそうなんだけどな〜」と微調整段階のときに使われる。

予兆あった

転倒やケガが起きる前に何となく不安を感じていたこと。「足首やったけど、実は予兆あったんだよね」と振り返る時に。

予習する

トリックを実際に挑戦する前に動画や仲間の滑りで動きを確認すること。「今日はヒール練習するから、ちょっと予習してきた」といった使われ方。

【ら】

「ら」から始まる言葉には、仲間との関係性やスケートの雰囲気を表す言葉が多く、チームやスタイルを大事にするスケーター文化が感じられます。

ライダー

スケートブランドやショップにサポートされているスケーター。スポンサー付きのスケーターを指し、「あの人、◯◯のライダーなんだって!」と憧れられる存在。

ライン

複数のトリックを連続して行う滑りの流れ。映像や撮影で使われることが多く、「あのライン、完璧すぎてシビれた!」と高評価される。

ラフる

滑りが雑になっている、集中が切れている状態。「疲れてラフってきたな、そろそろ休憩しよか」などと使われる。

ランディング

トリックの着地のこと。「あのステア、ランディング固めすぎてビタ着だった!」と成功時の喜びに使われることが多い。

ラスト一本

セッションや撮影の終わりに「これが最後!」という時に使うフレーズ。「OK、ラスト一本いきます!」と締めの意気込みを見せる言葉。

【り】

「り」では、トリックや滑り方に関係する技術的な用語が登場します。覚えておくとライディングの理解が深まります。

リバート

トリックの着地や着地後に体や板を回転させる動作。「ヒールにリバート入れてるのオシャレだね」とスタイルの表現に使われる。

リスタート

トリックやセッションを再開すること。「さっきのメイクできなかったから、リスタートで」と気持ちを切り替えるときに使う。

リラックス

力を抜いて滑ること。「ガチガチになってるから、もうちょいリラックスしたほうがいいよ」とアドバイスで使われる。

リザルト

大会などでの結果。「今回のコンテスト、リザルト気になるな〜」と試合後の結果をチェックする場面で使われる。

リスペクト

他のスケーターやスタイルを敬う気持ち。「あの人の滑りはリスペクトしかないわ」と最大の褒め言葉。

【る】

「る」ではスケート関連用語は限られますが、独自のニュアンスを持った言い回しもあります。

ルーティン

自分が得意な流れや毎回やる技の組み合わせ。「このライン、オレのルーティンなんだ」と言えば自分の定番構成という意味。

ルーズトラック

トラック(足回り)のネジを緩めて可動域を広げた状態。操作性が上がる一方で安定感は落ちる。「あの人、ルーズ気味で攻めてるよね」など。

ルール無用

型にとらわれない自由なスタイルや滑り方。「あの滑り、完全にルール無用でかっこいい!」と称賛に使われる。

ループ

同じトリックを何度も繰り返すこと。「メイクするまでこのヒールループだわ」など、練習シーンでよく使われる。

ルーレット

いくつかのトリックをランダムで試す遊び。「ルーレットで出た技、絶対やらなきゃダメね!」と仲間とのゲーム感覚のセッションで使われる。

【れ】

「れ」から始まる用語も少数ですが、スケーターのこだわりやトリックの仕上がりに関連する言葉があります。

レール

細長い金属製の障害物。グラインドやスライドを行うのに使われる。「あのレール、ちょっと高すぎてビビる」などセクションの一つ。

レスポンス

板やウィール、トラックなどの反応の良さ。「このベアリング、レスポンス良すぎて気持ちいい」とギアの性能を評価する。

練る

トリックの完成度や滑りの質を高めるために反復練習すること。「フロントテール、もっと練らなあかん」など、修行的な意味合いで使われる。

レベル上げ

自分のスキルや難易度を高めていくこと。「次はノーリーフリップでレベル上げたいな」とステップアップの表現。

連チャン

連続してトリックに挑戦したり、続けてメイクすること。「今日ノーズスライド連チャンでキマってる!」と絶好調のときに使われる。

【ろ】

「ろ」から始まる言葉はローカル文化や仲間意識を表す用語が中心で、スケートの人間関係にも深く関わってきます。

ローカル

特定のパークやスポットをホームにしているスケーター。「あそこ行ったらローカル多いからマナー守らんとね」といった地域性の強い言葉。

ローテーション

滑る順番や技の順番を回すこと。「ローテーション回してくれたからすぐ滑れたわ」とスムーズなセッションのために必要。

ローフィー

映像や写真の編集スタイルで、荒くフィルムっぽい仕上がりのこと。「最近はローフィーな感じが流行ってるよね」と話題にされる。

ロックイン

グラインドやスライドにしっかりハマること。「さっきの50-50、バチッとロックインしてたな」と決まり具合を評価する。

ロスタイム

セッションの終わり際に少しだけ延長して滑る時間。「あと10分だけロスタイムやらせて!」と最後の粘りに使われる。

【わ】

「わ」から始まる言葉は少ないですが、スケーター同士の感情表現やテンションを高めるリアクションワードが中心です。

ワックス

スライドやグラインドを滑りやすくするために、縁石やレールに塗る専用のロウ。滑りの質を高める必需品。「ここ、ちょっとワックス足したほうがいいかも」といった風に使われる。

割れる

板が折れる・破損すること。特に大技や着地失敗で「今日2枚目割れたわ…」など、テンションが下がる瞬間によく使われる。

ワンチャン

「もしかしたら成功するかも?」という希望や賭けのような挑戦。「あのステア、ワンチャンいける気がする!」と、根拠は薄いけど挑む時に使う。

笑える

失敗や変なトリック、面白い動きに対して「それ笑える!」と笑い合う。スケートではミスすらも楽しむ姿勢が大事。

ワンメイク

一発勝負でトリックを決めること。「今のワンメイクで決めたの、マジでかっこよかった!」と場の空気を一気に持っていくシーンで使われる。

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