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ブランクデッキおすすめ5選 メジャーブランドと同じプレス工場なら安心!

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ブランクデッキ

スケートボードを始めてみると意外にお金がかかる事に気づいてきます。オーリーができるようになるとフリップやBOXにチャレンジするようになり、デッキがチップしたり折れたりすることがあります。

そうなると新しいデッキが欲しくなります。でも、デッキ1枚の値段は1万円前後。消耗品としては高く感じてしまいますよね。海外では日本の半額で売られているのに日本では利益分の他に関税や送料、仲介手数料などが上乗せされるため倍の金額で売られています。

そんな時に使ってほしいのがブランクデッキです。「えーっ、ブランクデッキってダサくない?」そんな風に思っているならもったいないですよ。

初めまして。気になる情報発信局を運営している好太郎と申します。若い時と違って体力は落ちたけどお金に少し余裕ができたおじさんがスケートボードの部品を色々試してみて、自分なりの感想を述べてみるコーナーです。

上手い人は何を使っても上手に使いこなしてしまいますが、私みたいなおじさんが使っても大丈夫なのかは皆さんのお役に少しでも立てるのかなと思っています。

ブランクデッキとは

ブランクデッキ

ブランクデッキとは、ノーブランドのデッキで裏にグラフィックが描かれていないものです。例えば、ブランド品は広告費やライダーのスポンサー費用などコストがかかります。またデッキの裏側にもアーティストのグラフィックを入れることでもコストがかかります。

それらを一切省くことで、安値で購入できるのがブランクデッキになります。ブランクデッキは、カナディアンメープルなどの耐久性の高い素材で作られていることが多く、品質に妥協することなく、リーズナブルな価格で提供されています。

スケートボードを始めたばかりの初心者や、頻繁にデッキを交換したい経験豊富なスケーターにとって、ブランクデッキは非常に魅力的な選択肢となっています。

ブランクデッキのメリット

ブランクデッキの最大のメリットは、そのコストパフォーマンスの高さにあります。ブランドデッキに比べて半額以上安い価格で提供されることが多く、質の良いデッキをより手頃な価格で使用することができます。

また、デザインが施されていないため、自分でカスタマイズする楽しみもあります。スケートボードは消耗品であり、定期的に交換する必要があるため、コストを抑えられるブランクデッキは、長期的に見ても経済的です。

メジャーブランドとの違い

メジャーブランドのデッキとブランクデッキの大きな違いは、ブランド価値による価格の違いです。メジャーブランドのデッキは、ブランド名やプロスケーターとのコラボレーションによるデザインなど、その名前に対する付加価値が価格に反映されます。

一方、ブランクデッキはそのようなブランド価値を背負っていないため、より素材や機能性に注力した価格設定が可能になります。

しかし、それは品質が劣るというわけではありません。実際に、多くのブランクデッキはメジャーブランドと同じプレス工場で生産されており、品質面での信頼性は高いです。

このため、実用性を重視するスケーターにとって、ブランクデッキは非常に魅力的な選択肢となっています。

ブランクデッキの素材はカナディアンメープルを選ぶこと

ブランクデッキを選ぶ際、重要なのは素材の選択です。その中でも、カナディアンメープルは多くのスケーターに選ばれています。カナディアンメープルの特徴、素材が与える影響、そして他の素材との比較を通じて、なぜカナディアンメープルがブランクデッキの素材として推奨されるのかを詳しく見ていきましょう。

カナディアンメープルの特徴

カナディアンメープルは、カナダやアメリカ北部が主な原産地であり、その強度と耐久性で知られています。この木材は、家具やフローリングなどにも使用されることが多く、美しい木目が特徴です。特にスケートボードのデッキに使用される場合、その硬さが衝撃を吸収し、長期間にわたって形状を保持するのに役立ちます。また、カナディアンメープルは加工しやすく、スケートボードのデッキ製造においても扱いやすい素材とされています。

素材が与える影響

カナディアンメープルを使用したブランクデッキは、その耐久性と弾力性によって、スケートボードの性能を大きく向上させることができます。

耐久性が高いことから、日常的な使用や激しいトリックによるダメージにも強く、長期間にわたって使用することが可能です。また、適度な弾力性は、トリックを行う際の反発力を高め、より高いパフォーマンスを実現します。

他の素材との比較

カナディアンメープルは、他の木材や素材と比較して、ブランクデッキにおいて多くの優れた特性を持っています。

例えば、柔らかい木材や他の材料に比べて、カナディアンメープルはその強度と耐久性で優れており、弾いたときの音や反発力が違います。

また、美しい木目と加工のしやすさは、デザインの自由度を高め、より魅力的なブランクデッキを製造することを可能にします。これらの理由から、カナディアンメープルは、ブランクデッキの素材として他の選択肢よりも優れた選択と言えるでしょう。

カナディアンメープルを選ぶことは、ブランクデッキの性能と美しさを最大限に引き出すための重要なステップです。その強度、耐久性、そして加工のしやすさは、スケートボードを長く愛用するための鍵となります。

スケートボードのプレス工場

スケートボードはカナディアンメープルやチャイナメープルという材質のベニヤ板を何枚も重ねてプレスしていきます。枚数が増えることで強度が増しますがその分重量も増えていきます。逆に少ない枚数では軽くなる分強度が落ちるということです。

スケートボードは7枚から8枚プレスが主流となり、各ブランドでは特殊なプレス方法を用いて軽さや強度、デッキをはじいた時の音やはじき具合でオリジナリティを競っています。その違いが明らかになるのがブランドが生産を委託しているプレス工場です。

スケートボードのプレスを大きく分けると、通常の熱を加えて乾燥させるプレスと熱を加えない自然乾燥のコールドプレスになります。違いは熱を加えたほうが固く弾きがいいのが特徴です。コールドプレスは粘りがあり弾力性と耐久性が上がっています。

そして、誰もが知っているブランドデッキをプレスしている工場が次に説明する2社になります。

DSM PREMIUM WOODSHOP / DWINDLE

【DSMで生産されているスケートブランド】

  • Enjoi
  • Santa Cruz
  • Almost
  • Darkstar
  • Blind
  • Palace
  • Creature
  • 5Boro
  • Flip
  • Evisen
  • Zero
  • FUCT

デッキのリバウンド製を高める為、独自に開発された樹脂ボンドを使用。工場で一枚一枚厳しいチェックをクリアしてから出荷されており、品質にムラを出さないのがモットーのようです。サイドには DSM 製を表すシールが貼ってあります。

参考:californiastreet

BBS MFG / GENERATOR

【BBSで生産されているスケートブランド】

  • POLAR、MAGENTA、DELUXE (ANTIHERO、KROOKED、REAL 等)
  • BAKERBOYS (BAKER、DEATHWISH 等)
  • Alien Workshop
  • Primitive
  • Alltimers
  • Habitat
  • FA/Hockey
  • Isle
  • Black Label
  • Birdhouse
  • Theories
  • Toy Machine
  • Sk8Mafia
  • DGK

PVAという水性のエポキシ接着剤を使用し、強度を増すためプレス時にデッキに熱をいれないコールドプレスを採用しています。ディテールについては、ノーズがやや長く、キックは緩やかな立ち上がり。しなやかで柔軟性があり、踏むと伸びるように上がってくる様な乗り心地です。

大げさに例えるとプールの飛び込み台の板です。自然に優しい材料を使用してるので、切り落とされた木材はリサイクルされ、環境へも配慮しています。

参考:californiastreet

ブランクデッキおすすめ5選

スケートボードは自分に合ったデッキを選ぶのが1番です。弾きを重視するか軽さで選ぶのか、シェイプ(形状)で選ぶのかを重要視するといいでしょう。

実際にBBS社とDSM社でプレスされたブランクデッキを扱っているのがカルフォルニアストリートしか見当たりません。「他にもあるよ」という人はコメント欄で教えていただけるとありがたいです。

また、ブランクデッキも各ショップによって特徴がありますので、実際に使ってみないとわからない部分もありますので、その特徴を実際に使ってみて感想を述べてみました。ブランクデッキを選ぶ際の参考にしてみてください。

こだわりのブランクデッキ カルフォルニアストリート

カルフォルニアストリートブランクデッキプレス工場DSM社

カルフォルニアストリートブランクデッキ
プレス工場BBS社

1988年創業のスケートボードのプロショップ(専門店)CALIFORNIA STREET(カリフォルニアストリート・カリスト)店名の由来はスケートボード発祥の地、カリフォルニアからいち早く最新のスケートボードに関する情報を日本に提供したいという思いで名付けられました。

カリストはBakerとのコラボデッキをリリースしたりベンチャートラックともコラボトラックをリリースしているスケーターならカリストの名前を知っているほどの老舗のスケートショップです。そんなカリストがこだわって作ったデッキが上の2つのデッキです。

一見ブランクデッキのように見えますが、カルフォルニアストリートがこだわって作っている自慢のオリジナルデッキです。SIMPLE シリーズは CLEAR と BLACK の2種類がありサイズも豊富です。

こちらはそれぞれプレス工場が異なり、BBS社とDSM社で生産されています。

とりあえず2つとも購入して使ってみたのですが、DSM社のデッキは安値のブランクデッキと違いチップもしにくくとても弾きがいいのが特徴です。BBS社のデッキはコールドプレスで熱を加えていないので、耐久性、柔軟性、反発性に優れています。

シェイプはどちらも同じでノーズもテールも丸みを帯びた同じ大きさです。コンケーブもきつくもゆるくもなく癖がないので、ランプでもストリートでも難なく滑ることができます。ちなみに自分は7,875を使っています。

8インチでは大きくて重いけど7.75じゃ小さいかなって人におすすめのサイズです。テールも弾きやすくストリートでもミニランプでも安定感があります。私はこのサイズが1番しっくりきます。

老舗SDS社のブランクデッキ スケートボードショップ砂辺

スケートボードショップ砂辺

「スケートボードのある生活。」 をコンセプトに地元沖縄は勿論、全国にスケボーとウェアをお届けする沖縄のローカルショップSUNABEです。SUNABEのブランクデッキは有名ブランドも手掛けるSDS社製のプレスです。カラーの豊富さと他社より広いサイズ展開が魅力のブランク(無地)デッキです。

このデッキは、高品質でありながらも手頃な価格で提供されており、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。特に、ショップオリジナルのデッキは、SDS社のブランクデッキをベースにしており、耐久性とパフォーマンスのバランスが絶妙です。沖縄の南の島から全国へと配送されるこのデッキは、スケートボードライフをより豊かにしてくれることでしょう。

上質なプレスで仕上げられたメイプル 7プライ(7枚合板)デッキは素直なコンケーブ(横の湾曲)にやや立ち上がったキック(両先端の立ち上がり)はストリートからパークまで幅広く対応してくれます。

値段も5,000円以下(デッキテープ付き)で購入できるので、フリップの練習でチップしたとしても買い替えの負担が少なくなります。

スケボー スケートボード デッキ[7.5インチ][7.6インチ][7.7インチ][8.0インチ]ブランク 無地 板 ストリート パーク 砂辺

High Quality Best PriceのThree Weather (スリーウェザー)

Three Weather (スリーウェザー)

ムラサキスポーツが手掛けるThree Weather(スリーウェザー)のブランクデッキは、「High Quality Best Price」をコンセプトに掲げています。

このブランくデッキは、高品質ながらもリーズナブルな価格で提供されており、コストパフォーマンスを重視するスケーターには最適な選択です。耐久性に優れ、長期間の使用にも耐えうる品質は、日々の練習やパフォーマンス向上に貢献します。

スリーウェザーのデッキは、スケーターのニーズに応えるために、細部にまでこだわり抜かれています。

kids向けブランクデッキ REVEL ROYAL(レベルロイヤル)

REVEL ROYALブランクデッキ

1993年に "2-SKATES"として創業して以来、世界のトップシーンと共に歩み、次々にRIDER達をPROに昇格させ数名を世界のTOP SCENEに導き、多くの海外TOP BRANDとの親密な関係などを生かし、高品質なPRODUCTSを生産。

OMGのブランクデッキは通常のエポキシ樹脂を使った熱を加えたプレス(マスター)と熱を加えないコールドプレス(エリート)の2つが用意されています。

OMGのブランクデッキは軽くてテールが小さめに作られています。ピンポイントにテールを弾けるからオーリーの高さが出しやすいです。ただ、テールが小さいので初心者の方には向かないかもしれません。シェイプが割と小さめなのでkids向けといえるかもしれません。

価格は公式サイトでは定価の7,700~8,380円(税込 デッキテープ付き)で販売されていますが、楽天、Amazon、ヤフーショッピングで購入するのが定価よりも安く買えるのでお勧めです。

オーエムジー(OMG!) スケートボード エリート ブランク 7.75インチ デッキ スケボー 木目 無地 レッド 100% メイプル S10539

コスパ最強ブランクデッキ SECOND SK8

SM BLANKS

金欠スケーターご用達のSECOND SK8のSM BLANKS。ブランクデッキも種類やサイズが豊富で驚くほど安い値段で購入できます。

ブランクデッキのほかにもオリジナルのベアリングやウィール、トラックもオリジナルを製造販売しています。その中でもブランクデッキの口コミはかなり評判がいいです。

自分もハイグレードデッキを使ってみましたが、軽くて丈夫でつかいやすかったです。一緒に滑っている仲間にもSM BLANKSを使っている人が2人います。普通にBOXでグラインドしたりバンクでオーリーしてるけど、不満なく使っていますよ。

お小遣いで頑張っている学生スケーターにおすすめのブランクデッキです。値段も驚きの3,970円。この値段でこのクオリティはさすがにやばいと感じました。

詳細はこちらから

ブランクデッキの選び方

スケートボードを始めるにあたり、ブランクデッキの選び方は非常に重要です。自分に合ったデッキを見つけることで、スケートボードの楽しさが格段にアップします。ここでは、自分に合ったデッキの見つけ方、ブランクデッキ選びのポイント、そして注意すべき点について詳しく解説します。

自分に合ったデッキの見つけ方

自分に合ったデッキを見つけるためには、まずは多くのデッキを試すことが大切です。デッキのサイズ、キックの角度、コンケーブの強さ、素材、重さなど、様々な特徴を持つデッキを実際に使ってみることで、自分の好みやスタイルに合ったデッキを見つけることができます。

また、初心者には癖のないデッキがおすすめされており、様々なトリックやスケートパークでの使用に適しています。

ブランクデッキ選びのポイント

ブランクデッキを選ぶ際のポイントとしては、品質、価格、そしてデザインが挙げられます。まず品質に関しては、使用されている木材の種類やプレス工程の質が重要です。一般的に、カナディアンメイプルなどの硬い木材を使用したデッキは、耐久性が高く推奨されます。

価格に関しては、ブランクデッキはブランドデッキに比べて手頃であることが多いですが、あまりにも安価なものは品質が疑わしい場合があるため、適正価格のものを選ぶようにしましょう。

デザインは個人の好みが大きく関わりますが、ブランクデッキはシンプルなものが多いため、自分でカスタマイズしやすいというメリットがあります。

注意すべき点

ブランクデッキを選ぶ際に注意すべき点は、品質の見極め方と、実際に使ってみないとわからない乗り心地の問題です。品質に関しては、プレスの均一性や木材の継ぎ目が少ないこと、表面の仕上がりが良いことなどをチェックしましょう。

また、できれば実店舗で実物を見て、手に取って確かめることをお勧めします。オンライン購入の場合は、レビューや評価を参考にすると良いでしょう。乗り心地に関しては、理想的なデッキが見つかるまでいくつか試す必要があるかもしれません。

そのため、初めから高価なデッキを選ぶよりも、まずはブランクデッキから始めてみると、自分に合ったスペックを見つけやすくなります。

ブランクデッキのカスタム方法

ブランクデッキを使って、オリジナルのスケートボードを作る楽しみは、スケーターにとって特別なものです。カスタムデッキの魅力から、実際のカスタムのアイデアまで、あなたのスケートボードをよりパーソナルなものにする方法をご紹介します。

カスタムデッキの魅力

ブランクデッキの最大の魅力は、そのカスタマイズ性にあります。ブランドのロゴやデザインが施されていないため、自分だけのデザインを施すことができます。

高品質なハードメープルを使用しているため、耐久性にも優れており、ブランドデッキと比較しても遜色ない品質を持っています。

また、デザインがない分、価格も抑えられており、頻繁にスケートボードを使う人にとってはコストパフォーマンスも魅力の一つです。

カスタムのアイデア

カスタムデッキを作る際には、まず自分の好きなテーマやデザインを決めることから始めます。例えば、好きなアーティストのアートワークを描いたり、自分の趣味や興味を反映させたデザインを考えることができます。

また、ステンシルやスプレーペイントを使って、独自のパターンやロゴをデッキに施すことも可能です。さらに、ステッカーやデカールを使って簡単にカスタマイズする方法もあります。

重要なのは、自分だけのオリジナリティを表現すること。ブランクデッキは、自分の好みやパーソナリティを反映させる無限の可能性を秘めています。

カスタムデッキを作ることで、スケートボードに対する愛着が深まり、スケートをする楽しみも倍増します。自分だけのデッキで、スケートパークやストリートを駆け巡る喜びをぜひ味わってください。

まとめ

ブランクデッキを使うのって周りの目を気にして躊躇してしまうところがありますが、結構気にしているのは自分だけです。好きなブランドとプレス工場が一緒ならこだわるのはグラフィックだけなのかもしれません。

スケートボードは飾って眺めるものではなく、滑って楽しむものです。ミニランプでインターフェイキィーやレールでボードスライドを練習するようになるとグラフィックはすぐに消えてしまいます。

それも味が出ていいという人もいますが、こだわりがなければブランクデッキを1度試してみるのもいいでしょう。きっと気に入ってくれるのではないでしょうか。

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