どうも、こんにちは!「気になる情報発信局」を運営している好太郎です。
30代でスケートにハマって、気づけばスケート歴10年。でも間に15年のブランクあり……というおじさんスケーターです。体力はちょっと落ちたけど、お小遣いには少し余裕ができたから、またスケートを再開してみました。
そんなおじさんが色んなスケートボードのパーツを試してみて、リアルな感想や役立つ情報を発信するのがこのコーナー。
今回は、「ブランドより中身重視!」っていう人のために、コスパ最強のスケートボードデッキ「ブランクデッキ」に注目してみました。
スケボーって意外とお金かかりますよね。特にデッキ、あれ結構いい値段します。1枚1万円とかザラ。でも、初心者もベテランも、デッキはどんどんチップするし折れるし、正直何枚あっても足りない!
「もっと安くて、でもちゃんと使えるデッキないの?」って探してたら……あったんです。ブランクデッキってやつが。しかも、プロ仕様と同じ工場で作られてることもあるんですよ。
「えっ、ブランクデッキってダサくない?」って思うかもしれない。でもね、それはちょっともったいない誤解。今回はそんなブランクデッキの魅力と、実際にいくつか使ってみた感想をまじえて、おすすめ5選をがっつり紹介していきます。
これからスケート始めたい人、昔やってて再開しようと思ってる人、学生スケーターや節約したい社会人スケーターまで、ぜひ最後まで読んでってください!
スケートボードデッキ【BLANK DECK】とは
ブランクデッキって聞いたことありますか?簡単に言えば、ロゴやイラストが描かれていない“無地”のスケートボードデッキのことです。
見た目はめっちゃシンプル。でも、その分だけ値段が安くて、実は中身がめちゃくちゃ良いってこともあります。
ブランドデッキって、プロライダーのスポンサー費用や、グラフィックデザイン、広告宣伝費とかいろいろコストがかかってるんです。
その分、値段に反映されるのは当然ですよね。でも、ブランクデッキはそういったコストをバッサリ削減。だから、コスパがめちゃくちゃ良いんです。
さらに、最近のブランクデッキはただ安いだけじゃない。プロブランドと同じプレス工場で作られてることも多くて、素材も高品質なカナディアンメープルを使ってたりします。つまり、乗り心地や耐久性もバッチリ。
「初心者だから最初は安いのがいいな」「練習でガンガン使い倒したい」「グラフィックにこだわりないから性能重視でOK」そんな人には、ブランクデッキってめちゃくちゃありがたい存在なんですよ。
最近は、見た目がシンプルな分、ステッカー貼ったり自分でペイントしたり、カスタムする楽しさもあって人気急上昇中。気にせずガシガシ滑れるブランクデッキ、ほんとおすすめです!
ブランクデッキのメリット
ブランクデッキの1番のメリットは、やっぱり価格の安さ!ブランドデッキだと1枚1万円くらいすることもありますが、ブランクデッキなら5,000円前後〜で買えちゃうこともザラにあります。
でも「安い=ダメ」じゃないんです。むしろ、素材も製法もプロ仕様だったりして、性能的にはブランドデッキとほぼ同じ。名前が入ってないだけで、このコスパは正直エグいです。
それに、グラフィックが無地だからこそ、自分だけのデッキにカスタムしやすい!好きなステッカー貼ってもいいし、スプレーでペイントしてもOK。仲間と“俺だけのデッキ”を作るのも楽しいですよ。
もう一つのメリットは、ガンガン使えること。グラフィックが気にならない分、レールで擦っても、ミニランプで削れても「まぁいっか」って割り切れるから、どんどん攻められるんですよね。初心者がトリック練習するにもピッタリ。
ブランクデッキは、コスパ・自由度・実用性の3拍子揃った、スケーターの強い味方。特に「まずはデッキに慣れたい」って人には、ホントにおすすめですよ!
メジャーブランドとの違い
ブランクデッキとメジャーブランドのデッキ、パッと見の一番の違いはグラフィックがあるかどうかです。でも、実はそれだけじゃないんです。
メジャーブランドのデッキは、有名プロスケーターとのコラボだったり、かっこいいデザインが特徴ですよね。
でもそのぶん、どうしても価格が高くなっちゃう。グラフィック=広告としての役割があるから、そこにお金がかかってるんです。
一方で、ブランクデッキはそのあたりをカットしてる分、素材や乗り心地など“中身”にコストを集中できるのが魅力。中には、ブランドと同じプレス工場で作られてるデッキもあって、乗ってみると「これ、ホントにブランク?」って思うくらいクオリティが高いです。
たとえば、P.S. Stix社、DSM社(Dwindle)、BBS社(Generator)なんかは、有名ブランドのデッキを作ってることで知られてる工場で、ここで作られたブランクデッキはマジで安心できます。
「デザインより性能」「ブランドよりコスパ重視」って人にとって、ブランクデッキはまさに最適解。見た目より“乗り味”で選びたい人には特におすすめです。
ブランクデッキの素材はカナディアンメープルを選ぶこと
ブランクデッキを選ぶときに注目してほしいのが、使われている木材の種類。中でもおすすめなのがカナディアンメープル(カナダ産のカエデ材)です。これ、スケート業界では“鉄板素材”として知られています。
実際、多くのプロブランドのデッキもこのカナディアンメープルを使って作られています。じゃあ何がそんなに良いのか、詳しく見ていきましょう!
カナディアンメープルの特徴
カナディアンメープルは、北米の寒冷地で育つため、年輪が細かくて密度が高いんです。これが高い強度と耐久性を生みます。しかも、しなりがあるので折れにくくて、トリック時の反発力(ポップ)も◎。
つまり、折れにくくて、しっかり弾けて、しかも軽いという理想の素材。これがデッキに使われてると、滑ってるときの安心感が全然違います。
素材が与える影響
スケボーってデッキが命。素材が悪いと、トリックの高さや着地の安定感にも差が出てきます。カナディアンメープルはその点、トリックにもパークライドにも対応できる万能選手。
だからこそ、「安いブランクでもカナディアンメープル使ってるなら安心!」ってわけです。
他の素材との比較
よく比べられるのが「チャイナメープル」や「バーチ材」だけど、正直カナディアンメープルに比べると反発力が弱かったり、重かったりします。
もちろん、それでも乗れないことはないけど、せっかく選べるなら品質と長持ち感で選んでカナディアンメープルにしておくのが無難です。
特に、初めての人や、これからもっと上手くなりたい人は、最初から良い素材で感覚を覚えるのがおすすめですよ!
スケートボードのプレス工場
スケートボードのデッキって、ただ木を切ってるだけじゃないんです。何枚もの薄い木の板(ベニヤ)をプレスして作るのがデッキの基本。で、この“プレス”が、デッキの性能を大きく左右するめちゃ重要な工程なんですよ。
一般的には7プライ(7枚重ね)か8プライが主流。枚数が多いと頑丈になるけど重くなる、逆に少ないと軽くなるけど耐久性が下がる。このバランスがデッキごとの個性になっていくんですね。
それに加えて、プレスの方法にも2種類あります。
- ホットプレス:熱を加えて一気に圧着。硬くてカチッとした弾き。
- コールドプレス:自然乾燥でゆっくり圧着。しなやかで耐久性がある。
そしてここが大事。どこでプレスされたか=どの工場で作られたかによって、デッキの乗り味や品質がめちゃ変わってきます。実際、有名ブランドの多くが特定の信頼できる工場に製造を委託してます。
「あのブランドと同じ工場で作られたブランクデッキなら安心!」っていう選び方ができるわけです。次のセクションでは、そんな信頼できるプレス工場をいくつか紹介していきます。
DSM PREMIUM WOODSHOP / DWINDLE
DSM(Douglas Street Manufacturing)は、通称「Dwindle(ディンドル)」とも呼ばれる有名プレス工場です。ここで作られてるデッキは、とにかく硬くてパキっとした弾きが特徴。
この工場は、世界的に有名なスケートブランドのデッキをたくさん作ってます。例えば:
- Almost(オールモースト)
- Enjoi(エンジョイ)
- Blind(ブラインド)
- Darkstar(ダークスター)
- Zero(ゼロ)
- Creature(クリーチャー)
- Palace(パレス)
- Evisen(エビセン)
- Flip(フリップ)
DSMのすごいところは、樹脂ボンドを独自開発していて、1枚1枚しっかり品質チェックしてから出荷してるところ。だから、同じモデルでもブレがなく、安定した乗り味が得られるんです。
実際にDSMプレスのデッキを使ってみると、パリっとした弾きでオーリーやフリップの反応がすごくいい。「ポップ感重視!」っていう人にはかなり向いてます。
ちなみに、DSM製のデッキには側面にDSMのシールが貼ってあることも。見た目じゃわからないけど、中身は超プロ仕様。ブランクデッキでもこの工場製ならめちゃ安心できます!
BBS MFG / GENERATOR
BBS(別名:Generator)は、アメリカ〜メキシコにかけて展開している老舗のプレス工場です。ここもまた、プロ仕様のデッキを多数手がけていることで有名。
特に、DLX系ブランドやBaker Boysなど、スケーターにとっては“間違いないやつ”がズラリと並んでいます。
- POLAR(ポーラー)
- MAGENTA(マゼンタ)
- ANTIHERO、REAL、KROOKED(DLX)
- BAKER、DEATHWISH(Baker Boys)
- Alien Workshop(エイリアン)
- Primitive(プリミティブ)
- Habitat(ハビタット)
- Alltimers、Birdhouse、Toy Machine、FA/Hockey など
このBBSの最大の特徴は、コールドプレス製法。これは熱を加えずにゆっくり圧着する製法で、しなやかさと耐久性、環境への優しさを両立してるんです。
実際に乗ってみると、踏んだときにググッとしなって、トリック時に「伸びるような感覚」があるんですよ。しかも、柔軟だけど芯がしっかりしてるから、レールやパークでも安心。
キックはややマイルドで、コンケーブも癖がないから、初心者から中級者まで乗りやすいデッキに仕上がってます。
自然素材を使い、端材もリサイクルするなど、環境への配慮も行き届いていて、地球にもやさしい工場です。
スケートボード ブランクデッキおすすめ7選
デッキは消耗品。どうせ何度も買い換えるなら、コスパが良くて安心できる作りのものを選びたいですよね。
紹介するブランクデッキは、どれも有名ブランドと同じプレス工場で作られていたり、信頼できるショップが手がけていたりするものばかり。それぞれの個性と魅力をチェックして、自分のスタイルに合う一本を見つけてみてください。
① カリフォルニアストリートのこだわりブランクデッキ
プレス工場DSM社
プレス工場BBS社
1988年創業の老舗スケートショップ「CALIFORNIA STREET(カリフォルニアストリート)」。そのオリジナルデッキがめちゃくちゃ完成度高いんです。
使われているプレス工場はDSM社とBBS社。どちらも有名ブランドと同じ工場で、ブランクデッキとは思えないクオリティです。
・DSM製:硬めでチップしにくく、弾きが良い
・BBS製:しなやかで柔軟性があり、クセのない乗り味
シェイプはノーズ・テールともにバランスが良く、コンケーブはやや浅めで癖がない。ストリートでもランプでも万能に使える仕上がりになってます。
筆者は7.875インチを愛用中。8.0ではちょっと重いけど、7.75だと少し物足りないって人にめちゃハマるサイズ感です。
価格帯も良心的で、本気の練習用やサブデッキとしても超おすすめ。何枚かまとめ買いしても後悔なし!
② SECOND SK8(セカンドスケート)|圧倒的コスパのブランクデッキ
SECOND SK8(セカンドスケート)は、コスパ重視のスケーターにとっては神的な存在。とにかく安い!でも、安いだけじゃなくてちゃんと使えるのがすごいところです。
「SM BLANKS」というラインのブランクデッキは、サイズも7.5〜8.25インチまで充実していて、自分のスタイルに合わせやすい。筆者のまわりでも、実際に使ってる仲間が何人かいます。
価格はなんと3,970円(税込・デッキテープ付き)!もはや「え?この値段でこのクオリティ?」っていうレベル。
しかも、デッキだけじゃなく、オリジナルのベアリングやトラック、ウィールも展開していて、全体的にリーズナブルで初心者に優しいブランドなんです。
乗り味は軽めでクセが少なく、フリップやオーリーの練習にぴったり。グラインドやバンクでも特に問題なく使えて、練習用デッキとしては最強クラス。
「とにかく安く済ませたい」「ガンガン攻めてすぐ折れてもいい」という学生スケーターやセカンドデッキを探している人にはベストな選択肢です。
③ STS ブランクデッキ|八王子発「カットバック」のこだわり1本
東京・八王子にあるスケートボード専門ショップ「カットバック」。スケート用品を中心に、サーフやマリン用品も取り扱うローカルに根ざした実店舗です。
そんな「カットバック」が展開しているのが、オリジナルブランド「STS(スケートツールサプライ)」のブランクデッキ。見た目はシンプルでも、品質にはとことんこだわった一本です。
素材には硬くて丈夫なカナディアンメイプルを採用し、軽量な7枚プレス構造。癖のないダブルキックと標準的なコンケーブで、初心者にも使いやすく、馴染みやすいシェイプが特徴です。
実際に筆者が1ヶ月ほど使ってみた感想としては、フラットトリックからランプ、ボウルまでオールラウンドに対応できる乗りやすさが光りました。
- オーリーの弾きは“普通”だけど安定感あり
- ノーズもテールも標準的な角度で違和感なく操作できる
- コンケーブもマイルドで初心者にやさしい
- デッキはしっかりしていて、折れやすい印象もなし
価格も良心的で、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングなどで購入可能。デッキテープも無料、しかも貼り付け工賃も無料というありがたいサービスも魅力。
7.5インチ〜8.35インチまでサイズ展開があり、スタイルや足のサイズに合わせて選べます。ちなみに7.5インチで約1,200gとのことなので、重さも一般的な範囲。
派手さよりも「使いやすさ」と「品質」を重視したい人に、カットバックのSTSブランクデッキはぴったりな選択肢です。
④ HEAVEN BLANK DECK|安心の国内セレクト&高コスパ
次に紹介するのは、東京発のスケートセレクトショップ「HEAVEN SKATE」が販売しているオリジナルブランクデッキ。その名も「HEAVEN BLANK DECK」。
このデッキは、カナディアンメープルを使用した高品質な7プライ構造で、サイズバリエーションも豊富。
7.5インチ〜8.25インチまでラインナップされていて、自分のスタイルや用途に合わせて選びやすいのがポイントです。
HEAVEN BLANK DECKは、ストリート初心者にも扱いやすいサイズで人気。軽くて弾きやすく、キックとコンケーブも程よいバランス。
カラー展開も豊富で、ナチュラル、ブラック、ブルー、グリーンなどカラーデッキが揃っているのも嬉しいところ。無地でもちょっと個性出したい人にはピッタリ。
しかも、日本国内から発送されるから、送料も安心&発送も早い。学生スケーターや初心者のファーストデッキ、あるいはサブデッキとしても◎。
実際に使ってみた感想としては、若干重たく感じるものの、「気になるレベルではない」っていうのが正直なところ。コンケーブはクセがなく素直で、非常に乗りやすい印象でした。
初めて使うブランクデッキとしても安心感があり、トリック時の反応も自然で扱いやすい。3,999円(税込)の時期に買えたならコスパの神デッキと言っていいでしょう。
シンプルだけど質感にこだわりたい人、ガンガン使える練習用を探している人に、HEAVEN BLANK DECKは間違いない選択肢です。
⑤ Three Weather(スリーウェザー)|ムラサキスポーツが手掛ける安心ブランド
「Three Weather(スリーウェザー)」は、日本全国に展開する大型スポーツショップ「ムラサキスポーツ」のオリジナルブランド。
コンセプトはズバリ「High Quality Best Price」──その名の通り、高品質でリーズナブルな価格を実現したブランクデッキです。
品質はかなり安定していて、初心者〜中級者の練習用にピッタリ。しっかりした反発力があるので、基本トリックをマスターするにはうってつけの一本です。
形状はややマイルドで、キックもコンケーブも主張しすぎず、バランス型の乗り味。これが「とにかく最初の一本」という人に人気の理由ですね。
サイズ展開も豊富で、7.625インチ〜8.25インチあたりまで選べるので、子供用から大人まで対応可能。キッズスケーターにもおすすめです。
ムラサキスポーツの安心保証&店頭サポートもあるので、「ネット通販はちょっと不安…」という人にも安心の選択肢。
価格は5,000円台〜6,000円台(デッキテープ付き)。品質とサポートを考えると、コスパはかなり高いです。お近くのムラサキスポーツに行けば、実物を手に取って選べるのも大きなメリットですね!
⑥ REVEL ROYAL(レベルロイヤル)|世界基準のシェイプと性能
REVEL ROYAL(レベルロイヤル)は、1993年に“2-SKATES”としてスタートした老舗ブランド。多くのライダーを世界のトップへ送り出してきた歴史あるメーカーが手がける、ハイクオリティなブランクデッキです。
製造元はOMG!(オーエムジー)。熱を加えて強く圧着する「ホットプレス(マスター)」と、しなやかさを重視した「コールドプレス(エリート)」の2種類から選べるのが特徴です。
このデッキのシェイプは全体的にややコンパクト。特にテールが小さめなので、ピンポイントでテールを踏みやすく、オーリーの高さが出しやすいというメリットがあります。
その分、安定感は少し控えめなので、中級者以上〜スピード感や高さを求める人におすすめ。逆に初心者や子どもにはちょっとクセがあるかも。
価格は税込7,700〜8,380円(デッキテープ付き)と、他のブランクデッキに比べるとやや高め。でもその分、世界のトップシーンで鍛えられた完成度は折り紙付き。
楽天やAmazonなどでセールがあれば、6,000円台で買えることもあるので、見つけたらラッキー!ちょっといいブランクを探している人にイチオシです。
⑦ SDS社製ブランクデッキ|沖縄発・スケートボードショップ砂辺
沖縄のローカルスケートショップ「SUNABE(スナベ)」が展開するオリジナルブランクデッキは、老舗SDS社製プレス。このデッキ、見た目はシンプルだけど中身は本格派です。
カラーはナチュラル系から原色まで豊富で、サイズ展開も7.5インチ〜8.5インチと幅広い。自分の足に合ったデッキを見つけやすいのも嬉しいポイント。
特徴は、素直なコンケーブと適度なキック。極端なクセがないから、フラットトリックも、ランプも、パークも万能にこなせる一本です。
素材にはカナディアンメープル7プライを使用。しっかりした反発と耐久性を両立していて、日常的な練習用としてガンガン使えるクオリティ。
しかも、デッキテープ付きで5,000円以下(2025年6月時点)という価格設定は、学生スケーターにも優しい。フリップ練習でバキバキにチップしても、財布が痛まないのは助かりますよね。
SUNABEのスタッフさんも親切で、通販対応も丁寧。沖縄の風を感じながら、日本全国にスケートの楽しさを届けてくれるブランクデッキです。
どの工場でプレスされたかがスケートボード選びの鍵!
スケートボードの性能って、実は「どこで作られたか」がめちゃくちゃ重要。ベニヤ(薄い木の板)を重ねたプレス法や貼り方で、乗り味・耐久性・弾き(ポップ感)にすごく差が出ちゃうんです。
だから今回は、「プロブランドと同じ工場で作られてるブランクデッキなら安心!」って視点で、世界的に信頼されている主要プレス工場を紹介します。
1. PS Stix(ピーエススティックス)
創業1987年の老舗。累計1,900万枚以上をプレスした実績があり、品質のスタンダードとして名高いです。
- 主な対応ブランド:WKND、Welcome、Fantasy、New Dealなど。
- 高品質なホットプレスで、堅くパリッとした弾きが特徴。
- スクリーニングやアップサイクル(端材の再利用)にも注力。
「プロ仕様でガシガシ使いたい!」って人には間違いなく安心できる一本です。
2. DSM Premium Woodshop(Dwindle)
カナダ産メープルを中国・深圳でプレスしている、Dwindle傘下の工場
- 対応ブランド:Almost、Enjoi、Blind、Darkstar、Zero、Palaceなど。
- 独自開発の樹脂ボンド+厳しい品質チェックで、品質が安定。
- ポップ感がしっかりしていて、反発力重視なスケーターに◎。
実例として、California StreetのデッキはDSM製で、**チップしにくくて弾きが良い**との感想もあります。
3. BBS MFG(Generator)
1996年設立のアメリカ/メキシコ工場。DLX系ブランドやBaker Boysが代表的
- 対応ブランド:Anti‑Hero、Baker、Deathwish、Alien Workshop、Primitiveなど。
- コールドプレス方式で、しなやかさと環境配慮も安心。
- 乗り味は「ググッとしなる感じ」で、初心者〜中級者にやさしい。
自然な反発と柔らかいコンケーブで、安心感を重視したい人向けです!
4. その他注目工場
プレス工場はこの3つだけじゃありません。代表的なところをざっくり紹介します:
- Pennswood(ペンシルベニア)– アメリカ製、丁寧な作り。
- South Central – しっかりしたプレス、安定感あり。
- Watson Laminates – 1975年創業、老舗のオールドスクール味。
- HLC(スペイン/ヨーロッパ)– Jart、Sk8Mafia、Flipなど。
まさに「ベテラン好み」のラインナップですね。
5. チャイナメープル工場
中国系のプレス工場でも、薄めの「チャイナメープル」使用で軽量重視のものがあります。
- 対応ブランド:Girl、Chocolate、Plan B、Elementなど。
- コスパ重視だけど、耐久性や反発力には少し劣る場合も。
「とにかく軽くて安ければOK!」な人には選択肢になるかもです。
まとめ:工場を知れば、ブランクデッキの選び方が変わる!
- PS Stix:王道のホットプレス。堅くて反発重視。
- DSM:反発力+品質安定派。ポップ重視な人向け。
- BBS:しなやかで初心者にも安心の乗り味。
- その他工場:オールド派・地域派・軽量派など幅広く選べる。
- 注意点:同じ工場でも50枚ロットで品質に差が出ることも。
さて、工場の違いがちょっとわかってきただけでも、次にデッキを買うときの見る目が変わってきませんか?ブランクデッキの選択肢もグッと広がるはず!気になった工場名のデッキがあれば、その品質やレビューをチェックしてみるのも楽しいですよ。
次回は、この工場情報も踏まえたおすすめブランクデッキ5選を、実体験レポ付きでお届けします!お楽しみに!
ブランクデッキの選び方
スケートボードを始めたばかりの人や、久々に再開したおじさんスケーターにも共通して大事なのが、「自分に合ったデッキを選ぶこと」。特にブランクデッキは、ブランドロゴや広告に左右されないぶん、選び方がポイントになります。
ここでは、どんなところをチェックすれば後悔しないか、ブランクデッキ選びのコツを紹介します。
自分に合ったデッキの見つけ方
まず最初に大切なのはサイズ選び。デッキの幅(インチ)によって乗り味が全然違います。
- 7.5〜7.75インチ:足が小さめな人やキッズ向け。軽くてフリップ系がやりやすい。
- 7.875〜8.0インチ:バランス型。初心者〜中級者におすすめ。
- 8.125インチ以上:安定感重視。パークやランプ系の人に向いてます。
次に、キックの角度やコンケーブ(横の反り)も見てみましょう。強すぎるとクセが出やすいけど、緩すぎても操作感が薄れるので、最初は“普通”くらいを選ぶのがベスト。
ブランクデッキ選びのポイント
選ぶときのポイントは、大きく分けて以下の3つです。
- 素材:カナディアンメープルがやっぱり鉄板。耐久性も弾きも◎。
- プレス工場:できればDSMやBBSなど、信頼できる工場のものを選ぶと安心。
- 値段のバランス:安すぎるものは注意。品質とのバランスが大事。
グラフィックが無地だからといって油断せず、中身をちゃんとチェックするのが大人のスケーターってもんです。
注意すべき点
ブランクデッキはブランドがない分、品質の差が出やすいのも事実。以下の点には注意しておきましょう。
- 安すぎる=接着剤やプレス工程が適当な可能性もある
- 通販サイトのレビューをしっかりチェック
- できればショップの人に相談してから選ぶ
最初から高級デッキに手を出す必要はなし。まずは、ブランクで自分の好みを掴むのが上達への近道ですよ!
ブランクデッキのカスタム方法
ブランクデッキの大きな魅力のひとつが、「自由にカスタムできること」。グラフィックが無地だから、自分だけのデザインに仕上げる楽しさがあります。
ここでは、デッキカスタムの魅力やアイデアを紹介します。「世界に一つだけのスケートボード」を作ってみたくなったら、ぜひ参考にしてみてください!
カスタムデッキの魅力
ブランドロゴやグラフィックが入っていないブランクデッキは、まっさらなキャンバス。自分の趣味やセンスを思いっきり表現できるのが魅力です。
たとえば、仲間とデザインをシェアして「おそろいデッキ」を作るのも楽しいし、自分の名前やバンドロゴを入れることで「俺だけのデッキ」が作れます。
さらに、ハードメープル素材のデッキは表面もきれいなので、塗装やステッカーが映えやすく、アート感覚で遊べるのもいいところ。
機能だけじゃなく、見た目でもモチベが上がるって大事ですよね。
カスタムのアイデア
- ステッカーボム:好きなブランドやキャラのステッカーをランダムに貼るだけで、それっぽくなる!
- スプレーペイント:ステンシル使えばキレイにロゴ入れもできる。下地にプライマー塗っておくと発色◎。
- アクリル絵の具:細かいイラストや筆書きにはコレ。乾いた後にニスで保護すれば長持ち。
- 焼きごてアート:ウッドバーニングで木の質感を活かしたアートを入れるのもオシャレ。
- デッキテープの切り貼り:テープの貼り方次第で個性爆発!パンチでくり抜いたり、重ねてデザインもアリ。
「絵が苦手でも大丈夫?」って思うかもしれないけど、楽しむことが正解。誰かと同じじゃない、自分だけの1本に仕上げるのがカスタムの醍醐味です。
スケートパークで「それどこのブランド?」って聞かれたら、「自分で作った!」って言えるのもブランクデッキならでは。アートとスケート、両方楽しんじゃいましょう!
まとめ|ブランクデッキ、実はめっちゃアリ!
ブランクデッキって、最初は「地味でダサい」と思うかもしれません。でも、乗ってみるとその考えがガラッと変わります。中身はメジャーブランドと変わらないのに、価格は半分以下。しかも、自分好みにカスタムできる。
そして何より、プロと同じプレス工場で作られてるブランクもあるってのが、安心感につながりますよね。たとえばDSMやBBS、PS Stix社などは、プロモデルを手がけるほどの信頼と実績を持つ工場です。
筆者のような“再開組”のおじさんスケーターでも、財布に優しく、気兼ねなく攻められるデッキ。これって、結構ありがたい存在なんですよ。
デッキ選びに迷っているなら、まずは1本、気軽に試してみてほしいです。チップしても、折れても、「また同じの買おうかな」と思える気軽さ。これぞ、ブランクデッキの魅力。
「グラフィックじゃなくて、乗り味で選びたい」──そんなあなたに、ブランクデッキはピッタリです。
ということで、次の1本は“あえて”無地でいってみませんか?