サンダーはベンチャー、インディーに並ぶ3大トラックブランドの一つであり、軽くて丈夫しかも反応がクイックで初心者でも乗りやすいトラックです。
軽量かつ車高が低いのが特徴で、ハイタイプのモノでも他のブランドのロータイプほどの高さだから、フルプッシュのオーリーも安心してできます。ベンチャーの安定性にクイックさをプラスした感じですからトリック時に高さを出しやすいトラックです。
また、パークからストリートまで、幅広いプレースタイルにも対応しているため初心者にもおすすめのブランドです。
初めまして。気になる情報発信局を運営している好太郎と申します。若い時と違って体力は落ちたけどお金に少し余裕ができたおじさんがスケートボードのパーツを色々試してみて、自分なりの感想を述べてみるコーナーです。
上手い人は何を使っても上手に使いこなしてしまいますが、私みたいなおじさんが使っても大丈夫なのかは皆さんのお役に少しでも立てるのかなと思っています。今回はTHUNDER147トラックを実際に使ってみた感想を書いていこうと思います。
THUNDER TRUCKS (サンダートラック)って?
1986年にサンフランシスコで誕生したトラックブランド。 トラック界随一の弾きの軽さを誇るサンダートラック。 VENTUREやINDYと比べると車高が低く安定性が高い。 曲がりの反応も良くアール面などでも対応がしやすいため、乗りこなしやすいオールマイティートラックです。
参考:インスタント
トラック自体の重さも3大トラックの中でも最軽量であり、INDEPENDENT FORGED HOLLOWの重さが344gに対してTHUNDER147 HIは335gとなっています。サンダーの特徴であるハンガーだけでなくベースプレート自体が他のトラックに比べて内側にセッティングされているので、クセがなくテールを弾く時の軽さを実現しました。
トラックブランドの中ではシグネチャートラックを1番最初に出したブランドでもあり、タイショーン ジョーンズ、ジェイミー ホイ、シェーン オニール、などビックネームが名を連ねる今1番HOTなTRUCKである。
サンダートラック種類
- TEAM EDITIONS
- LIGHTS
- TEAM HOLLOWS
- HOLLOW LIGHT
- TITANIUM LIGHTS
サンダートラックの種類はノーマルのPOLISHEDと中空キングピンを使い軽量化したLIGHTS、キングピンとシャフトを中空にしたHOLLOWS、軽量化ベースプレートを採用したHOLLOW LIGHT、チタニウム素材を使いシリーズの中でも最も軽いTITANIUM LIGHTSの5種類があります。
TEAM EDITIONS 147を購入してみた
THUNDERトラックサイズ | おすすめデッキサイズ |
145 | 7.5~7.875 |
147 | 7.875~8.125 |
148 | 8.125~8.375 |
今回私が試しに購入したのはTEAM EDITIONS 147です。もともとインディペンデントのホローを使っていたのですが、年のせいか股関節を痛めてしまいHighだとオーリのタメの時に痛みで不安定になるので、今はインディペンデントのチタンを使っています。
そんな訳でLOWを好むおじさんは、「サンダーはいいよ」という仲間の言葉を素直に受け止めてTEAM EDITIONS 147を購入してみました。インディと比べると低くなりましたが、オーリーのタイミングを掴むまでに時間がかかりました。
インディより若干ホイルベースが短くレスポンスがいいかと思いきや、いざ乗ってみるとインディペンデントのレスポンスと大差ないと感じています。ただ、インディトラックを使っている方はオーリーのタイミングが少しづれるので慣れるまで時間がかかります。
INDEPENDENTとTHUNDERを比較
画像の上がINDEPENDENTのチタンで下がTHUNDERです。画像で見るとTHUNDERの方が若干ホイルベースが長く見えます。操作性はINDEPENDENTのクイックさに劣るように思えます。あくまでも個人的な意見になりますので参考程度にとどめておいてください。
画像はテールキックを踏んだ状態です。デッキの立ち上がりはTHUNDERが低いと思っていたのですが、INDEPENDENTと全く同じというのは驚きでした。
実際にオーリーをしてみると、テールを弾いた板の立ち上がりの速さに驚きました。ただ、今までインディを使ってきたせいなのか、オーリ―のすり足のタイミングが早くて難しく感じました。慣れれば問題はないのであまり気にすることはありません。
軽さに関しては人それぞれの好みがありますが、私はあまり軽すぎるのはトリック時の足に食いつく重さを感じられないので、あえて今回はTHUNDER POLISHEDを選択しました。
THUNDER TRUCKSと他のブランドの比較
THUNDER、INDY、VENTUREは、スケートボードのトラックで最も人気のある3大ブランドです。THUNDERは軽さと反応の良さで知られ、INDYはホイールベースが狭いので小回りがききスムーズなターン性能が高いが重め、VENTUREは安定感があり価格が手頃です。
これらの特徴を理解することで、自分のスケートスタイルや好みに合ったトラックを選ぶことができます。
スケートボードのトラック選びは、ただの部品選び以上の意味を持ちます。それぞれのブランドが持つ特性を理解し、自分のスケートスタイルに合ったトラックを選ぶことで、スケートボードの楽しみ方が大きく変わるでしょう。
軽さと反応の良さを求めるなら、ぜひTHUNDER TRUCKのモデルをチェックしてみてくださいね
THUNDER TRUCK全モデル【市場価格】一覧
THUNDER TRUCKは、その種類の豊富さと高い品質で知られています。市場価格はモデルによって異なり、例えば「THUNDER POLISH 148」は10,780円で販売されている一方で、「THUNDER TRUCKS Polish standard model」は8,800円で提供されています。
これらの価格は、オンラインショップや専門店によって変動することがありますので、購入前には複数の販売店をチェックすることをお勧めします。
TEAM EDITIONS 147
Thunder Trucks(サンダートラック)のTeam Editions(チームエディション)は、同ブランドのフラッグシップモデルの一つです。
重さ:341g
高さ:60mm
【市場価格】¥10,780(税込)
LIGHTS 2 147
空洞キングピン、軽量化ベースプレートを採用。重すぎず軽すぎない、バランスのとれた軽量モデルの一つです。このモデルは、特にストリートスタイルのスケーターから高い支持を得ています。
重さ:318g
高さ:59mm
【市場価格】¥12,650(税込)
TEAM HOLLOWS 147
空洞シャフト、空洞キングピンを採用。オリジナルベースプレート仕様、ウィールバイトを軽減。(軽量化ベースプレートよりプラス1mm)重すぎず軽すぎない、バランスのとれた軽量モデル。
重さ:314g
高さ:60mm
【市場価格】¥14,850(税込)
HOLLOW LIGHTS 2 147
空洞シャフト、空洞キングピン、軽量化ベースプレートを採用。重量の軽量化にこだわった究極モデル。
重さ:301g
高さ:59mm
【市場価格】¥14,850(税込)
TITANIUM LIGHTS 3 147
空洞キングピン、軽量化ベースプレートを採用。シャフト部分にはチタン素材を使用した、サンダートラック最軽量モデル。
重さ:285g
高さ:58mm
【市場価格】¥19,250(税込)
まとめ
どのトラックを選んでいいのか迷っている初心者にはおすすめのトラックです。車高も低く安定して乗りやすいのでスケートボードに慣れる意味でも上達が早くなります。
また、ノーマルのPOLISHEDを選んでも他のトラックに比べても断然軽くてコスパ最強と言えるでしょう。慣れたトラックから他のトラックに乗り換えるのは1番おすすめできないのですが、サンダーは1度乗ってみる価値はあるかもしれません。